内容説明
本書は、ドイツ原価理論の発展にとってとりわけ大きな意味をもった代表的学説をとりあげ、それぞれの学説がいかなる意味で原価理論の発展に貢献してきたか、どのようにその原価理論上の認識が原価計算に応用されたか、あるいは応用されうるかを明らかにしようと試みたものである。
目次
序章 問題提起
第1章 シュマーレンバッハ原価分解の理論
第2章 シュマーレンバッハ原価財評価の理論
第3章 メレロヴィッツによる原価理論の構造
第4章 メレロヴィッツ原価法則の理論
第5章 グーテンベルク生産・原価理論の構造と原価計算への応用
第6章 ハイネン原価理論と意思決定
第7章 ドイツ原価理論学説発展の構造的理解