出版社内容情報
田中 雅子［タナカ マサコ］
内容説明
個人が理念を理解する視点、組織に理念を浸透させる視点。経営者・役員・管理者・若手への１０年にわたる調査により、経営理念が浸透するプロセスを明らかにする。
目次
第１章 経営理念と先行研究概観
第２章 若手成員の経営理念浸透―進化のプロセス
第３章 管理者の経営理念浸透―深化のプロセス
第４章 経営者・役員の経営理念浸透―一体化・定着化のプロセス
第５章 発見事実の要約と考察―モデル構築
第６章 経営理念を浸透させる仕組み・考え方
第７章 経営理念浸透に向けた提案
著者等紹介
田中雅子［タナカマサコ］
帝塚山大学大学院経済学研究科・帝塚山大学経営学部教授。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。博士（政策科学）。専門は経営組織論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Ramusesu
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経営理念浸透のメカニズムを、2社へのインタビューを通じて解説している。言葉の定義や文献の引用等、全体の構成は信頼できるものとなっていた。一方で途中に少々強引ではないかと思われる理由付けが何点かあった点が気になった。 とはいえ、学者の書いた書籍でこのような点が散見されるのは、分野の性質からしてもやむを得ないと思われる。参考になる点や頷ける点も多くあり、組織への理念の浸透の手法を考える際は、是非手に取るべき本であると考える。2021/08/09
