内容説明
金融商品には非常に多くのものが含まれるため、あまりにも多くの論点（会計処理）が、この会計基準では規定されています。そのため、その内容を理解することが困難なものとなっています。また、金融商品に係る会計基準の内容を明らかにするために公表された実務指針も、理論の説明と実務の指針を提供することを目的にしているため、複雑な内容となっています。そのため本書は、金融商品に係る会計基準をできるだけ原文の内容を生かしながら、図表等を利用して会計基準の内容を簡潔に解説しました。また、金融商品に係る会計基準の全体構造を最初に説明し、その後に各規定の詳細を説明しています。
目次
第１章 金融商品会計の基礎知識
第２章 金融資産・金融負債の範囲と発生・消滅の認識
第３章 金融資産・金融負債と貸借対照表価額等
第４章 デリバティブの範囲と会計
第５章 デリバティブとヘッジ会計
第６章 金融商品に係る法人税法の取扱い
