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内容説明
いまわしい思い出の残る鳴神町を脱出し、冬吾と七生は東京に移り住んだ。七生の転入した学校には、二人の奇妙な少年がいた。ひとりは壬生天鳥―彼こそ、冬吾と同様、“明王の気”を継ぐものであった。だが、互いにまだそのことを知らなかった…。そして、いまひとり―。凄惨な気を身にまといつかせた謎の美少年、宗仁戌里。彼はいったい何者なのか?やがて、彼らのまわりに怪異な事件が起こりはじめる。ほろびたはずの美夜子か?新たな敵の出現か。真の闘いの構図が明らかになろうとしていた。