内容説明
人的資源管理は、組織における人のマネジメントを取り扱います。経営戦略との関係や組織構築のあり方、雇用・人材育成・評価・昇進・賃金等の制度設計の考え方、グローバル社会と人的資源管理の関わり等について、事例を交えてわかりやすく解説しています。
目次
第1部 経営と人的資源管理(人的資源管理入門;人間モデル)
第2部 戦略と人的資源管理(戦略的人的資源管理;組織能力)
第3部 組織と人的資源管理(組織構造;モチベーション;リーダーシップ;コミットメント)
第4部 人的資源管理の制度(雇用;人材育成;評価;昇進;賃金)
第5部 人的資源管理と社会(労使関係;国際人的資源管理)
著者等紹介
上林憲雄[カンバヤシノリオ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。PhD.・博士(経営学)。1989年神戸大学経営学部卒業。1999年英国ウォーリック大学経営大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
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オーソドックスなテキスト。人事労務管理の時代には,従業員は給与水準に応じて労働するという法律的な雇用契約の発想法だったが,人的資源管理パラダイム下では,経営者と従業員間の心理的な相互期待の活用が鍵。公式的な組織内部に生まれる非公式的組織の行動規範が作業者の行動を規制する。人の自律性を尊重し,仕事における自由度を高め,仕事をおもしろいと感じさせるマネジメントが求められる。組織に対して感情的な愛情を抱く従業員は組織市民行動を取る。多様な価値観を持った人材のモチベーションを高めるためには,非金銭的報酬も重要。2019/11/28
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- 和書
- 比べて悩んで落ちこんで