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内容説明
男爵月舘家の三男・仁は、人狼という一族の秘密を抱え、二十年以上も人里離れた山奥の洋館に隔離されて生きてきた。獣の性である発情に任せて鬱憤を晴らすだけの日々にうんざりしていたある満月の夜、仁は美貌の死神ランツェフィードに魂を狩られそうになる。傲岸不遜な相手に興味を惹かれた仁は、からかってやろうと敵である死神を執事兼性欲処理の相手として雇うのだが…。閉ざされた屋敷の中、主導権を巡っての攻防が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
16
死神×人狼の血を引く男爵家三男。命を狙われる関係だったはずなのに、いつの間にか愛が芽生えているっていう展開は結構好き。でも、そもそも寿命が来たから死神が来たんじゃないのか?とか人狼という割に次兄にボコられるくらい力も弱く満月時の発情だけじゃ隔離する必要あった?とか次兄の悪行をリークしたのは誰か?とかわずか数日のお仕置きで放免されるって冥界の処罰軽すぎないか?とか色々疑問が残ったんですけど、私の読解力不足かな。2020/12/01
さざなみ
6
作家さん買いしたこのレーベルを何作か読みましたが、しょうじき言って作家さんの良さを生かしきれず、分かりやすいエロを優先するあまり話が破綻しかけている気がします。本作はあとがきに書かれていたように紆余曲折されたようですが、初期や中期案の方がよっぽど作家さんの得意とされるようはお話だったのではないかと思います。設定盛りすぎ。2021/01/05
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