出版社内容情報
古今東西の名画を紹介し、作家の人間像をからませ、やさしく絵の見方、描く心を説いた初めての美術入門書。 小学校低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
72
かこさとしさんが絵の解説をする絵本。ダ・ピンチ、ゴッホ、レーピン、北斎、ピカソ。それぞれ絵の表現は違うけど、どれも美しい。美しい絵には描いた人の美しい心が表れているという。こんなに平易な言葉で絵の魅力を語った本は、他に読んだことがない。2022/09/04
kaizen@名古屋de朝活読書会
62
1 モナリザ。まゆげ,ひとみ,くちびる,くび,て。作者のダビンチの自画像。かみさまを,わたしたちとおなじようにいきいきとえがこうとした。2 ゴッホ。アルルのはねばし。かりいれ。自画像。いとすぎ。ひまわり。浮世絵の入ったものがないのが残念。3レーピン。4葛飾北斎。浮世絵。5ピカソ。ゲルニカ。あとがきに,絵画指導について記述あり。2013/09/25
sofia
37
いやあ、これはおもしろい!2018/10/30
たまきら
26
初版1974年。でも、素晴らしい内容にうなりました。嗜好が偏っているような気もしますが、子供が初めて出会う芸術入門書としてはすごくわかりやすくていいのではないでしょうか。オタマは説明する前からゲルニカに「かなしい絵だね」う~む、すげえもんだ。カンディンスキーの絵は「おどってる」だったし、マティスは「きれい!」う~ん、次は何を一緒に見ようかなあ。2017/02/03
ちょるる
19
先月、あさイチで紹介されていたので、手に取ってみた。絵本作家(だるまちゃんシリーズなどのお話絵本)としての『かこさとし』さんしか知らなかった。もっと早く知りたかった。「うつくしい えをみて、えかきさんの うつくしい こころをくみとってください。うつくしいえをかんじとれるひとになってください。」かこさとしさんの思いがこもった『モナリザ』などの5作品の分かりやすい解説。
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- 和書
- 比べて悩んで落ちこんで