内容説明
原則ごとに、企業として議論すべきことを解説するとともに参考となる海外の事例を紹介!アクティビストが目をつけるのはコンプライしている箇所!そのため「コンプライアンドエクスプレイン」が必要!コンプライする場合の「エクスプレイン」のNG文例を収録!
目次
第1章 最近のガバナンスをめぐる動向(日本におけるコーポレートガバナンスの議論の変遷;日本におけるガバナンス議論の問題点)
第2章 自社にとって最適な株主構成についての考え方(企業にとって望ましい株主とは;ケーススタディ;中長期保有株主の獲得のために)
第3章 企業にとってのスチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コード(スチュワードシップ・コード;日本のコーポレートガバナンス・コードの構成・概要;コーポレートガバナンス・コードに対する投資家の対応;コーポレートガバナンス・コードに関する経営陣の考え)
第4章 コーポレートガバナンス・コードの実務対応―海外事例とNG文例(ガバナンス・コード―具体的な展開に際しての考え方;ガバナンス・コードから見る今後行うべきIR活動)
第5章 今後の課題―IRとのコンバージェンスに向けて(ガバナンスの大変革と企業経営;今後の重要課題―期待される「取締役会評価」;ガバナンスは企業価値向上に貢献するか、良いガバナンスによって株価をあげることができるか;IRとガバナンスのコンバージェンス;結論)
著者等紹介
岩田宜子[イワタヨシコ]
ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社代表取締役。慶応義塾大学経済学部卒業後、アメリカ銀行入行。外国為替、融資、さらにALM分析などを担当。1992年、市場を意識したIR活動を日本で初めて提案。現在IR先進企業と呼ばれているほとんどの企業を顧客とし、2001年より日系初のグローバル・IRコンサルティング会社、ジェイ・ユーラス・アイアール(株)で現職。今までの経験を活かし、日本に軸足を置いた本格的なIRコンサルティングビジネスを展開する。2007年より2011年まで東証上場株式会社表彰選定委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。