出版社内容情報
流通研究において大きな足跡を残し、今なお影響を与え続けている風呂勉氏の主要な論文を収録。
内容説明
流通の論理とは。複眼的思考により「商業の変質」に向き合い続け今なお学界・実業界に大きな影響を与え続けている風呂勉の代表的な論文を収録。
目次
第1部 流通論パラダイム(製品計画とマーケティング管理―Managerial Marketingの性格論議によせて(1962年)
調整機能としてのマネジリアル・マーケティングの歴史的性格(1965年) ほか)
第2部 商業の理論と現実(商業排除と商業自立化の根拠―いよゆる商業排除の真に意味するものについて(1957年)
商業資本の排除と社会的流通費用―その原理的関連と現実的評価への一展望(1958年) ほか)
第3部 流通系列化の理論と公共政策的含意(Marketing Channelの「システム」特性(1964年)
Marketing Channelにおける衝突・協調・結合利益(1965年) ほか)
第4部 昭和戦時流通論(戦前日本のメーカー流通経路政策―「縦型特約店制」「販社制」の先駆形態(1994年)
昭和戦時流通:いくつかの断面―その流通論的含意を探る(1994年) ほか)
著者等紹介
石原武政[イシハラタケマサ]
流通科学大学商学部特別教授。1965年神戸商科大学卒業。1969年神戸大学大学院経営学研究科博士課程退学。大阪市立大学商学部、関西学院大学商学部を経て、2006年から現職
小西一彦[コニシカズヒコ]
兵庫県立大学名誉教授。元神戸商科大学教授、元追手門学院大学教授。1965年大阪市立大学経済学部卒業。1975年大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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