月がとっても青いから―マイ・ラスト・ソング〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163571300
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

花ニ嵐ノタトエモアルサ サヨナラダケガ人生ダ。友ニサヨナラ告ゲタアトクチズサミタイ歌ガアル。

目次

静かなる男
喫茶店の片隅で
五月のバラ
マウイ・ワルツ
夜のプラットホーム
インターナショナル
ドナウ川の漣
夜霧のブルース
ある雨の午後
おんなの宿〔ほか〕

著者等紹介

久世光彦[クゼテルヒコ]
1935年東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業。東京放送を経て、79年にカノックスを設立、ドラマの演出を手がける。92年「女正月」他の演出により第42回芸術選奨文部大臣賞受賞。93年『蝶とヒットラー』で第3回Bunkamuraドゥ マゴ文学賞、94年『1934年冬――乱歩』で第7回山本周五郎賞、97年『聖なる春』で第47回芸術選奨文部大臣賞を受賞。著書は他に『昭和幻灯館』『陛下』『卑弥呼』『謎の母』『桃』『燃える頬』など多数
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感想・レビュー

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ぶんこ

4
庄野潤三さんの「庭の小さなばら」を読まれていて、文中の寝る前にご夫婦でハーモニカを演奏されるという所で、(私も読みながら、その都度小さな声で口ずさんでいたら、なんだか切なくなってしまって、「夏は来ぬ」でとうとう涙ぐんでしまった。二人だけで仲よく郊外に暮らしている庄野さん夫妻の姿が浮かんで、失礼ながら、愛しくてたまらなくなったのである。とかかれてました。 いいなぁ 〜、この感性。

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