内容説明
特許翻訳に必要な独特の言葉遣いや、英訳・和訳の両方で役立つ定型句など、訳し方のコツを豊富に掲載。初学者に向け、特許翻訳者の仕事内容や業務ノウハウを紹介し、複雑な出願手続も分かりやすく解説。この一冊で特許翻訳者として必要なスキルが修得できる。
目次
第1章 特許翻訳の仕事(技術翻訳と法律翻訳と出版翻訳の違いは?;専門にこだわるな! ほか)
第2章 作成から納品まで(検索なしに翻訳は成り立たず;受注と納品 ほか)
第3章 特許翻訳のポイント(要注意のフレーズ;訳しづらい英単語、訳に注意を要する単語 ほか)
第4章 実践!翻訳(MPEP・米国特許法を訳してみよう;明細書を訳してみよう―Appleのスタイラスの特許を訳してみよう ほか)
著者等紹介
奥田百子[オクダモモコ]
奥田国際特許事務所・弁理士・特許翻訳者。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。国際特許事務所にて外国クライアントのわが国における特許実務を行う。また同時に知的所有権の企業研修、講義、執筆を行う。現在は、フリーで特許翻訳を行うと共に奥田国際特許事務所にて、日本人クライアントの国際特許出願を扱い、海外における権利化のための外国代理人との通信、交渉、知的所有権に関する講演活動を行っている。また、バベル翻訳大学院にて、特許翻訳のレクチャーを行っている。2005~2007年工業所有権審議会臨時委員(弁理士試験委員)。日本翻訳協会主催の特許翻訳能力検定試験・試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。