内容説明
経済成長志向を強める中国では、深刻な環境汚染を克服するため、外国資金を活用しつつ、環境政策の強化を図ってきた。その到達点と課題を、現状分析と定量評価から明らかにする。
目次
中国の環境政策―現状分析・定量評価・環境円借款
第1部 中国の環境政策の現状分析と課題
第2部 中国の環境統計と環境政策の定量的評価
第3部 日本の対中環境円借款の評価
第4部 中国の環境政策と環境ガバナンス
結論と展望
著者等紹介
森晶寿[モリアキヒサ]
1997年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。現在、京都大学地球環境学堂准教授。専攻は環境経済学、地球益経済論
植田和弘[ウエタカズヒロ]
1975年京都大学工学部卒業。大阪大学大学院を経て、1981年京都大学経済研究所助手。1984年京都大学経済学部助教授、1994年同教授。現在、京都大学大学院経済学研究科および同地球環境学堂教授。専攻は環境経済学、財政学
山本裕美[ヤマモトヒロミ]
1974年京都大学大学院農学研究科博士課程中退、同年アジア経済研究所に入所。同開発研修室長を経て、1997年より京都大学大学院経済学研究科教授、博士(農学)。2002年より京都大学大学院経済学研究科付属上海センター長を兼任。専攻は中国経済論(香港・台湾を含む)、開発経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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