内容説明
国家戦略として「ハブ化」を掲げるシンガポール。アジアの金融の中心であり、日系企業にとっても近隣諸国への進出の拠点として、重要な存在となっている。本書では、進出を支援する立場から、必ず直面する問題点を厳選してQ&A形式で解説する。シンガポールの拠点としての「機能」を活用するには法制度の理解が不可欠との立場から、2014年会社法改正などをふまえた最新情報を提供している。
目次
はじめに―なぜ今シンガポールなのか
シンガポールへの事業進出
会社の運営のポイント
シンガポールでのM&A
シンガポールでの資金調達
株式の上場
アジア地域統括拠点
税務に関する留意点
労働法制と雇用契約
紛争解決の手段
知的財産法
ビジネスに関するその他の法律
著者等紹介
久保光太郎[クボコウタロウ]
西村あさひ法律事務所弁護士。2001年、第一東京弁護士会登録。2011年、シンガポール外国法弁護士登録。2008~2009年、米国ニューヨークのワイル・ゴッチェル・マンジェス法律事務所出向、2009~2010年、インド・ニューデリーのアマールチャンド・マンガルダス法律事務所出向、2010~2011年、シンガポールのアジア・大洋州三井物産株式会社出向、2012年~現在、西村あさひ法律事務所シンガポール事務所共同代表。シンガポールを拠点として、アジアのビジネス法務に携わる
山中政人[ヤマナカマサト]
西村あさひ法律事務所弁護士。2002年、第二東京弁護士会登録。2002~2004年、三井安田法律事務所所属、2004~2007年、外国特定共同事業法律事務所リンクレーターズ所属。2007~2008年、三宅坂総合法律事務所所属を経て、2008年、西村あさひ法律事務所に入所。2011~2012年、Norton Rose香港へ出向。2012年、シンガポール外国法弁護士登録。現在、西村あさひ法律事務所シンガポール事務所共同代表。日本企業のアジア進出を広くサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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