コーポレートファイナンス実践講座

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502116018
  • NDC分類 336.8
  • Cコード C3034

内容説明

日本企業のファイナンスは間接金融が中心であり、そこでは資本市場を前提とした欧米流のファイナンス理論だけでなく、銀行をはじめとする金融機関の行動様式やわが国固有の金融慣行への理解が不可欠となってくる。本書は、企業の経営者や現場でファイナンスに携わるビジネスマンのために、金融機関を通じた必要資金の調達という、最も基本的な財務活動に軸足を置いて、実践的なファイナンス手法を解説する。

目次

第1章 コーポレートファイナンスの枠組み(企業の成長段階や個性に応じたファイナンス;資金の種類 ほか)
第2章 わが国の金融制度(金融制度の枠組み;金融機関の種類 ほか)
第3章 コーポレートファイナンスの実践(コーポレートファイナンスとは;負債による資金調達(デットファイナンス) ほか)
第4章 資金提供者から見た企業(わが国の金融制度の仕組み;銀行の視点 ほか)
第5章 ファイナンスに必要な会計の知識(財務諸表の読み方;わが国のディスクロージャー制度の仕組み ほか)

著者等紹介

堀内勉[ホリウチツトム]
1960年生まれ。東京大学法学部卒、ハーバード大学ロースクール修士。日本興業銀行、ゴールドマン・サックス証券、森ビル・インベストメントマネジメント社長を経て、現在、森ビル取締役専務執行役員。開発プロジェクトのファイナンス組成や不動産ファンドの設立を含め、森ビルグループ全体の財務・経理を統括する他、アカデミーヒルズ事業部を管掌。その他、学校法人田村学園監事、青山学院大学大学院客員教授、公益社団法人経済同友会幹事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

8
一般的なファイナンスの教科書だと記述がない内容(アセットファイナンスや中小企業の資金調達)が記載されているなど、より実務家向けの本。ファイナンスの全体像を知りたいのであれば、洋書を読むべきだろうけど日本での現場を知るにはこちらの方がよい。ただ、著者の経験によるところが大きいので、若干記載に偏りがあるほか、広い調達の選択肢に言及した結果、それぞれの説明が薄いところも見られる。2015/09/23

TadashiK

2
堅い本なのは間違いないけれど、思った以上に丁寧に解説されていてとても読みやすかった。ファイナンスの理論だけでなく、金融機関の説明、大企業と中小企業で戦略の違い、過去の実例などがうまく織り込まれていて実務に役立ちそうです。2015/08/15

にゅん太郎

1
厚めな見た目ではあるがサクサク読めた。 資金調達の方法とその周辺の説明が網羅的に説明されている。全体像をつかみやすい内容。 もう1周読んで、その後は気になった部分をその都度見返す。2016/12/26

はな

0
シンプルによくまとまっていてわかりやすい。2015/08/02

Akihiro Fujishima

0
森ビルのCFOが書いてます。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8342011
  • ご注意事項

最近チェックした商品