徹底分析アベノミクス―成果と課題

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徹底分析アベノミクス―成果と課題

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784502097508
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3034

出版社内容情報

推進派、慎重派の代表的な論客により1年が経過したアベノミクスの現状と展望を評価した。

内容説明

大胆な金融緩和、機動的な財政運営、民間投資を喚起する成長戦略、の3つの矢からなるアベノミクスが登場してから1年半がたった。アベノミクスについてはさまざまな議論があったが、ある程度は落ち着いてその評価ができるだけの時間がたったと言えるだろう。そこで、15人の経済学者、エコノミストによって、アベノミクスをできるかぎり客観的に、データに基づいて評価することを考えた。(「序」より)

目次

第1の矢 大胆な金融政策(ゼロ金利制約下では金融政策で物価はコントロールできない;金融政策で物価をコントロールできる ほか)
第2の矢 機動的な財政政策(デフレ脱却と財政健全化)
第3の矢 民間投資を喚起する成長戦略(国家戦略特区を改革の起爆剤に!;雇用維持から労働移動支援雇用政策へ ほか)
総括(アベノミクスを振り返る;日本経済を取り巻く国際環境について)

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
早稲田大学政治経済学術院教授・東京財団上席研究員。東京大学卒、経済企画庁入庁、イースト・ウエスト・センター、ハワイ大学に留学(経済学修士)、経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミストなどを経て、2012年より現職。経済学博士(学習院大学)。専門分野は経済政策論

齊藤誠[サイトウマコト]
一橋大学大学院経済学研究科教授。京都大学卒。住友信託銀行、ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、京都大学助教授、大阪大学大学院助教授を経て、2001年より現職。マサチューセッツ工科大学Ph.D.2007年日本経済学会・石川賞、2011年全国銀行学術研究振興財団・財団賞受賞。2014年紫綬褒章を受章。専門分野はマクロ経済理論、ファイナンス理論、金融理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

23
高橋洋一氏: ハイパーインフレにならない(113頁~)。そうかな? 氏によると、それは年率1万%を超えるもの。年率30%以上をHIと見なすこともあるようだが、日本の現実はインフレ目標を2%としているので桁違いということなのだろう。だが、消費税8%になってから8割の国民が生活苦を実感し、じゃんじゃん日銀が万札を刷りまくっているので、ペイオフといっても1千万円の価値など大したことにならないとか、地銀に給料日、年金支給日に行列、キャッシュ不足という事態はないだろうか? 2015/05/04

toru

2
まさに今アベノミクスの壮大な 実験中であり、こういう本は今読んでおくべき。アベノミクスというよりも量的質的緩和は激しい論争が続いているが、物価もコアコアで上がっているし、各指標で一定の成果を上げているとみていいのではないか。後は緩和の出口で金利の急激な上昇が起きないように慎重に対応してほしい。この本の良かった点は、賛成反対両方の意見があった点と著者二人からの質問とそれに対する回答を載せてた点。2015/02/11

taroyan

1
アベノミクスの三本の矢を各専門家が端的な論文にまとめて検証されており、読みやすく各政策の理解の一助になる。特に、賛否が分かれる金融政策は両論併記しそれぞれの論を対比することで読者にその判断を委ねているところがよい。金融政策については最後の編著二人の論文を読めば解は得られると思う。財政政策については第8章の中里論文が的を得ている。成長戦略は賛否の判断が難しい政策ではあるが、労働・雇用に関する政策では第11章の八代論文が参考になる。ぜひ広く読まれることを願う一冊です。2014/08/02

Yosuke Hashimoto

0
大胆な金融緩和,機動的財政運営,民間投資喚起の3つからなるアベノミクス。著名な経済学者がそれぞれの視点から分析を加える。金融緩和にしても賛成反対それぞれ。個人的には国全体の賃金総額が増えるようなインセンティブ設計が必要かと。2015/06/15

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