出版社内容情報
推進派、慎重派の代表的な論客により1年が経過したアベノミクスの現状と展望を評価した。
内容説明
大胆な金融緩和、機動的な財政運営、民間投資を喚起する成長戦略、の3つの矢からなるアベノミクスが登場してから1年半がたった。アベノミクスについてはさまざまな議論があったが、ある程度は落ち着いてその評価ができるだけの時間がたったと言えるだろう。そこで、15人の経済学者、エコノミストによって、アベノミクスをできるかぎり客観的に、データに基づいて評価することを考えた。(「序」より)
目次
第1の矢 大胆な金融政策(ゼロ金利制約下では金融政策で物価はコントロールできない;金融政策で物価をコントロールできる ほか)
第2の矢 機動的な財政政策(デフレ脱却と財政健全化)
第3の矢 民間投資を喚起する成長戦略(国家戦略特区を改革の起爆剤に!;雇用維持から労働移動支援雇用政策へ ほか)
総括(アベノミクスを振り返る;日本経済を取り巻く国際環境について)
著者等紹介
原田泰[ハラダユタカ]
早稲田大学政治経済学術院教授・東京財団上席研究員。東京大学卒、経済企画庁入庁、イースト・ウエスト・センター、ハワイ大学に留学(経済学修士)、経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミストなどを経て、2012年より現職。経済学博士(学習院大学)。専門分野は経済政策論
齊藤誠[サイトウマコト]
一橋大学大学院経済学研究科教授。京都大学卒。住友信託銀行、ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、京都大学助教授、大阪大学大学院助教授を経て、2001年より現職。マサチューセッツ工科大学Ph.D.2007年日本経済学会・石川賞、2011年全国銀行学術研究振興財団・財団賞受賞。2014年紫綬褒章を受章。専門分野はマクロ経済理論、ファイナンス理論、金融理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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