出版社内容情報
デリバティブに絡む難解な実務を、設例とともに充実解説。IFRS・米国基準の新章を設ける。
内容説明
難解なヘッジ会計の取扱いを、税務とともにわかりやすく解説。IFRS9号「金融商品」の一般的なヘッジに関する規定を新章で解説。税務上の帳簿記載要件や有効性評価などに関する判例もフォロー。
目次
デリバティブ取引の概要
デリバティブ取引の会計と税務
ヘッジ会計適用にあたっての前提事項
繰延ヘッジによる処理
時価ヘッジによる処理
金利スワップ等の特例処理
ヘッジ会計の中止と終了時の処理
金融機関に関するヘッジ会計の取扱い
為替予約等の原則的処理と振当処理
デリバティブ取引およびヘッジ取引の表示と開示
IFRSにおけるヘッジ会計
米国会計基準におけるヘッジ会計
著者等紹介
荻茂生[オギシゲオ]
1974年明治大学商学部卒業。同年デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ会計事務所(合併により、現、有限責任監査法人トーマツ)入所。現在、有限責任監査法人トーマツパートナー。公認会計士。日本公認会計士協会元会計制度委員会金融商品専門委員会専門委員、元IASB専門委員会委員、元JWG日本代表
長谷川芳孝[ハセガワヨシタカ]
1990年一橋大学経済学部卒業。同年監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入所。現在、税理士法人トーマツパートナー。公認会計士・税理士・米国公認会計士。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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