内容説明
経済社会の進歩・発展にともない、複雑化・多様化する企業活動の実態を把握する手段として、合理的な簿記処理に基づく会計情報の提供が求められる。簿記は、そうした実践的な性格の強い学科目であり、簿記を学習する場合には理論的な理解を深めるとともに、技術的な処理能力の向上が要求される。本書は、簿記の基礎から応用、さらには特殊領域の簿記会計まで28章から成り、各章には設例を設けて理解度を確認しながら進めることができるように編集している。「第3版」では、商法改正と資本関連・金融商品関連の会計基準の改正を織り込んで改訂している。
目次
第1部 簿記の基礎理論(簿記の目的と種類;簿記の基本要素 ほか)
第2部 基本取引の簿記処理(現金・預金取引の簿記処理;商品売買取引の簿記処理 ほか)
第3部 応用取引の簿記処理(特殊商品売買取引の簿記処理;特殊手形取引の簿記処理 ほか)
第4部 特殊領域の簿記会計(本支店会計;連結会計 ほか)
著者等紹介
氏原茂樹[ウジハラシゲキ]
昭和19年千葉県生まれ。昭和50年明治大学大学院修士課程修了。昭和55年明治大学大学院博士課程修了。現在、東京都立短期大学教授、日本会計研究学会評議員
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