目次
第1部 音の解析と表現―概観(聴覚の理論;聴覚の対数法則とベキ乗則について ほか)
第2部 聴覚のシステム理論(線形系概論;離散時間デジタルシステム ほか)
第3部 末梢聴覚系(聴覚フィルタのモデル;蝸牛のモデル化 ほか)
第4部 聴覚神経系(聴神経と蝸牛核;聴覚像 ほか)
第5部 学習と応用技術(機械学習のニューラルネットワーク;特徴空間 ほか)
著者等紹介
ライオン,リチャード・F.[ライオン,リチャードF.] [Lyon,Richard F.]
工学者かつ科学者。音の解析と可視化のための蝸牛モデルや聴覚コレログラムと、そのアナログならびにデジタルVLSI実装に関する研究について最もよく知られている。この研究はゼロックス‐パロアルト研究センター、シュランバーガー‐パロアルト研究所、ならびにアップル先端技術グループにおいて開始したものである。10年ほどフォベオンにおけるデジタルカメラと画像センサーの開発のために離れていたが、聴覚研究に戻り、現在ではグーグルの機械聴覚研究と応用開発を率いている。グーグルにおいて、ストリートビューのプロジェクトのためのカメラシステムを開発するチームも率いた。カルテックで工学と応用科学の学士号を取得し、スタンフォード大学から電気工学の修士号を取得した。IEEEのフェローであり、ACMのフェローである。また、ウィキペディアの世界で500人のトップエディターの1人である。IEEEの工学系の雑誌、アメリカ音響学会誌、さらに書籍の章などに幅広く執筆していて、その分野は聴覚、VLSI設計、信号処理、音声認識、コンピュータアーキテクチャー、写真技術、手書き文字認識、コンピュータグラフィックスから計算尺までを含む。発行済みの58個の合衆国特許を保持し、その中には光学式マウスがある。博士号を持っていないが、トップの6大学(カルテック、スタンフォード、UCバークレーなど)で博士課程の学生を共同指導し、博士号審査委員も務めてきた
根本幾[ネモトイク]
東京大学大学院博士課程修了(1976年)。工学博士(1976年)。東京電機大学工学部講師(1976年)、同大学理工学部教授、同大学情報環境学部教授を経て、東京電機大学名誉教授(2018年)。この間、マサチューセッツ工科大学客員研究員、ハーバード大学研究員を併任
田中慶太[タナカケイタ]
鹿児島大学大学院博士後期課程修了(2003年)。博士(工学)(2003年)。東京電機大学先端工学研究所助手(2003年)、同大学理工学部助教、准教授を経て、東京電機大学理工学部教授(2020年)。この間、トロント大学ロットマン研究所客員研究員を併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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