出版社内容情報
己の手も心も血に染め、屍鬼を殺す術を手にした尾崎敏夫。その惨状から、尾崎の覚悟を悟った室井静信は、別の道を歩むことを決意する。一方、外場村では住人の不審死が止まらず、屍鬼に制圧されようとしていた。村の危機に目を背け続ける住人から孤立した尾崎。しかし仲間となる者を屍鬼の中に見出し…。
■特製リバーシブルカバー仕様(裏面はフルカラーワイドピンナップ)
藤崎 竜[フジサキリュウ]
小野 不由美[オノフユミ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
37
尾崎と夏野が手を組むが、すでに村は屍鬼のコントロールの下にあった。村を離れられない住民たちの葛藤が辛い。看護師たちまで屍鬼の毒牙が及ぶ中で、無事な村人の方が少なくなってきたように思える。桐敷当主は人間なのかぁ、祈祷師のおばちゃんも見破れんわけだ。いやもうダメでしょ、逃げ出すしかないと思うけど・・・。2018/01/06
新天地
3
尾崎の先生が孤立して真綿で首を締めるような展開が続く。誰もがやり場のない不安や罪悪感や性を持っていてそれに苦しんでいるのがわかる。それらを抱えた上で自身のやるべきことを突き進んでゆくのは尊いことだが、このマンガがこういう設定のホラーである以上その先が恐ろしい展開になることは避けては通れない。このマンガ版は原作からは大きく異なった展開になったがそこは仕方ないか。2016/12/28
たまりんどすい
2
漫画。夏野は起き上がっていた。尾崎医師と2人だけが起き上がりを知っている。村がほとんど起き上がりに乗っ取られる。2016/10/15
千木良
2
村を救えるのは あんたしか いない それに あんたは 孤独じゃない おれがいる2016/10/10
のわ
1
あれ、夏野くん……??2016/08/22