出版社内容情報
アンテナ技術の各種解析法を網羅的に解説した書の改訂版。最新技術の応用例として、放送技術や衛星技術を紹介し、とくに宇宙天気予報に関する応用事例について概説。さらにICT・IoTの応用例や今後のアンテナ技術の動向についてもまとめる。新たなアンテナ技術の開発を行う際の参考として、アンテナのシミュレーション理論から実際のアンテナについて詳解。
目次
第1章 アンテナ理論へのアプローチ(各種のアンテナ;アンテナ理論の発達(起電力法およびハレン(Hall´en)による積分方程式) ほか)
第2章 アンテナ理論解析法(モーメント法とシミュレータ技術)(アンテナの理論;アンテナの解析法 ほか)
第3章 アンテナ理論解析法による放送関係送信用アンテナ(地上デジタルテレビ送信用アンテナ;マルチメディア放送対応基地局コリニアアンテナ ほか)
第4章 将来のアンテナの技術動向(パラボラアンテナ;パラボラアンテナの科学研究への応用)
第5章 アンテナ理論解析法による測定用アンテナおよび無線通信LAN(測定用広帯域アンテナ(2~5GHz帯)の開発
広帯域アンテナ(5~12GHz)の開発 ほか)
付録 自己補対アンテナと虫明の関係式
著者等紹介
川上春夫[カワカミハルオ]
工学博士(東北大学)。昭和14年1月岡山県生まれ。現在、加藤電気工業所技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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