たのしくできるPIC電子工作

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784501320508
  • NDC分類 549
  • Cコード C3055

出版社内容情報

PICというちっぽけなコンピュータICが日本に紹介されだしたのは,1995年の頃ですから,まだ最近のことです。しかし,開発元の米国マイクロチップテクノロジー社は,1989年にゼネラルインスツルメント社から分離独立してすでにPICを市場に供給していました。
 世界市場では100億個以上が使われているといわれています。なぜか,日本市場への紹介が遅れましたが,最近あちこちで使われている製品を見かけるようになってきました。

 本書は,この小さなコンピュータを徹底的に遊びに使おうという主旨で書かれています。それは,このPICが簡単なアーキテクチャで初めての人にも理解しやすいことと,1個のICの中に必要なものがすべて内蔵されていて,何と言っても安価であることから,おもちゃにして遊ぶにはもってこいだからです。
 本書では,難しい説明はできるだけ省いて,まず作って動かしてみて,その使い方やプログラミングの仕方を学べるようにしています。
 本書の製作例を試してみて,別の遊び方を見つけ改良してみる。これが学びの最短距離の方法だと思います。知らず知らずの間にコンピュータを使っていることになります。

 遊びをコンピュータを使って進化させる,というと大げさですが,PICはこのための要素を兼ね備えています。パーソナルコンピュータが1台あれば,すぐできるインテリジェントな遊びを始めてみましょう。

 本書は,筆者が遊びながら製作品を紹介しているホームページから生まれました。PICの技術解説,使い方で不明なところは,筆者のホームページをご覧下さい。
アドレスは下記となっています。
  Http://www.picfun.com/
またオリジナルのデータはマイクロチップテクノロジー社のホームページから入手できます。アドレスは下記です。
  Http://www.microchip.com/

1999年11月

後閑哲也

1. PICって?
 1.1 どんなもの?
 1.2 PICファミリー

2. PICの使い方
2.1 製作に必要なもの
 2.2 PICの開発手順
 2.3 PIC16F84の概要
  2.3.1 概要
  2.3.2 外観と内部構成
  2.3.3 PICの命令

コラム1 レジスタとは?

3. まず動かしてみよう
 3.1 何を作るか
 3.2 部品を集める
  3.2.1 抵抗(略号はR)
  3.2.2 コンデンサ(略号はC)
  3.2.3 水晶振動子(略号はXtal)
  3.2.4 発光ダイオード
  3.2.5 電源用集積回路(3端子レギュレータ)
  3.2.6 ICソケット
  3.2.7 ユニバーサル基板
  3.2.8 電池と接続プラグケーブル
 3.3 回路の組み立て
 3.4 プログラム作成
  3.4.1 プログラムの概要
  3.4.2 プログラムリスト
  3.4.3 アセンブル
 3.5 プログラムの書き込み
 3.6 PICの実装と実行
 3.7 まとめ

コラム2 ソフトウェアループタイマ

4. 電子ルーレットゲーム
4.1 概要
 4.2 ハードウェアの組み立て
  4.2.1 全体回路
  4.2.2 部品の収集
  4.2.3 電圧ブザーの使い方
  4.2.4 ハードウェアの組み立て
 4.3 プログラム作成
  4.3.1 プログラムの概要
  4.3.2 サブルーチン
 4.4 プログラム作成とテスト
 4.5 プログラム書き込みと実行
 4.6 まとめ

コラム3 PICとスイッチの入力法

5. 光線銃による早撃ちゲーム
5.1 概要
 5.2 光線銃の作り方
 5.3 受光セットのハードウエア
  5.3.1 受光セットの概要
  5.3.2 全体回路
  5.3.3 部品の収集
  5.3.4 受光半導体素子
  5.3.5 セグメント発光ダイオード
  5.3.6 組み立て
 5.4 プログラム作成
  5.4.1 プログラム全体構成
  5.4.2 数値からセグメントへの変換
  5.4.3 ダイナミック点灯制御
 5.5 プログラム書き込みとテスト
 5.6 まとめ

コラム4 PICの入出力ピンの使い方

6. 超音波距離計
6.1 概要
 6.2 超音波センサ
  6.2.1 超音波センサの規格
  6.2.2 超音波センサの使い方
  6.2.3 距離測定原理
 6.3 ハードウェア製作
  6.3.1 全体回路構成
  6.3.2 部品を集める
  6.3.3 液晶表示器の詳細
  6.3.4 組み立て
 6.4 プログラム作成
  6.4.1 全体の構成
  6.4.2 距離測定の方法
  6.4.3 表示データ変換の方法
  6.4.4 超音波センサ送信制御
  6.4.5 液晶表示器の制御法
 6.5 まとめ

7. リモコン月面走行車
7.1 月面走行車概要
 7.2 車体の製作
 7.3 赤外線リモコン送信機
  7.3.1 概要
  7.3.2 赤外線通信とは?
  7.3.3 赤外線リモコン送信機の機能
  7.3.4 送信機ハードウェア
  7.3.5 組み立て
  7.3.6 プログラム構成
  7.3.7 データ送信と変調
 7.4 赤外線リモコン受信機
  7.4.1 受信機概要
  7.4.2 受信機仕様
  7.4.3 受信機ハードウェア
  7.4.4 受信機用部品
  7.4.5 赤外線受光モジュール
  7.4.6 モータ制御用ICの使い方
  7.4.7 受信モジュールの組み立て
 7.5 受信機プログラム
  7.5.1 プログラム全体構成
  7.5.2 データ受信処理
  7.5.3 モータの制御
 7.6 まとめ

8. 周波数カウンタ
8.1 機能/仕様
 8.2 全体構成と動作原理
 8.3 ハードウェア製作
  8.3.1 全体回路
  8.3.2 部品収集
  8.3.3 組み立て
 8.4 プログラム作成
  8.4.1 全体の流れ
  8.4.2 周波数カウントルーチン
 8.5 プログラム書き込みと調整
  8.5.1 書き込み
  8.5.2 動作確認
  8.5.3 入力アンプの調整
  8.5.4 クロック周波数の調整
 8.6 まとめ

付録A プリント基板の作り方
A.1 用意するもの
 A.2 露光
  A.2.1 露光準備
  A.2.2 露光のしかた
 A.3 現像のしかた
 A.4 エッチングのしかた
 A.5 穴あけ
  A.5.1 用意すべきドリル刃の種類
  A.5.2 穴あけのコツ
 A.6 仕上げて完成
  A.6.1 フラックス塗布
  A.6.2 パターンが間違っていたら

付録B MPLABの使い方
B.1 MPLABの概要
 B.2 入手方法
 B.3 MPLABの機能
 B.4 MPLABのセットアップ
  B.4.1 インストール
  B.4.2 MPLABの起動と初期設定
  B.4.3 プロジェクトの生成
  B.4.4 アセンブル
  B.4.5 プログラムデバッグ
  B.4.6 プログラムデバッグの実践
 B.5 MPASMの使い方
  B.5.1 概要
  B.5.2 特徴
  B.5.3 命令ソースコードの書き方

付録C プログラムの書き込み
C.1 概要
 C.2 PICライタの製作
 C.3 構成
 C.4 必要なパーツ
 C.5 作り方
 C.6 動作確認方法
 C.7 書き込み方法
  C.7.1 ライタソフトの入手
  C.7.2 PICEEの使い方
  C.7.3 EasyPICの使い方

付録D 部品の入手先

索引

内容説明

PICというちっぽけなコンピュータICが日本に紹介されだしたのは、1995年の頃ですから、まだ最近のことです。しかし、開発元の米国マイクロチップテクノロジー社は、1989年にゼネラルインスツルメント社から分離独立してすでにPICを市場に供給していました。世界市場では100億個以上が使われているといわれています。なぜか、日本市場への紹介が遅れましたが、最近あちこちで使われている製品を見かけるようになってきました。本書は、この小さなコンピュータを徹底的に遊びに使おうという主旨で書かれています。それは、このPICが簡単なアーキテクチャで初めての人にも理解しやすいことと、1個のICの中に必要なものがすべて内蔵されていて、何と言っても安価であることから、おもちゃにして遊ぶにはもってこいだからです。

目次

1 PICって?
2 PICの使い方
3 まず動かしてみよう
4 電子ルーレットゲーム
5 光線銃による早撃ちゲーム
6 超音波距離計
7 リモコン月面走行車
8 周波数カウンタ

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