内容説明
結婚によって義父母となった北原白秋と菊子、京都大学・心茶会に入会して慈父母と慕った久松真一と村田心月、そして生父母。出逢いはすべて不可思議な縁によって結ばれていた。
目次
第1章 奇縁(白秋との地縁;白秋の貧しき日々;白秋の「利休居士」の歌をめぐって;ふでもたすみ手への祈り;母・菊子と花;慈しみの心)
第2章 法縁(慈父・久松真一先生;「久松真一年譜」の余録;久松真一先生聞き書き抄;覚者・久松真一を扶けた女人)
第3章 生縁(私である父が;時のかたみ;母の背中)
附録 『白秋全集』と私
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