出版社内容情報
我が国では、農耕がはじまり、土地や農作物などの資産を保有するようになった弥生時代に恒久的な集落が生まれ、これを守るための武具が出現したといわれます。それは大陸文化の影響を受けながら古墳時代、奈良時代を経て、平安時代には大鎧という日本独自の甲冑を作り出し、武士の登場により鎌倉時代、室町時代へと発展していきました。
本書は日本の甲冑の研究をライフワークとして、数々のイラストを描き起こした故・中西立太氏の集大成となるもの。著者ならではの視点と推察により大胆に復元された極彩色の甲冑をご覧いただけるだけでなく、その構造や意匠の変遷を細密に紹介いたします。
【目次】
内容説明
我が国では、農耕がはじまり、土地や農作物などの資産を保有するようになった弥生時代に恒久的な集落が生まれ、これを守るための武具が出現したといわれます。それは大陸文化の影響を受けながら古墳時代、奈良時代を経て、平安時代には大鎧という日本独自の甲冑を作り出し、武士の登場により鎌倉時代、室町時代へと発展していきました。本書は日本の甲冑の研究をライフワークとして、数々のイラストを描き起こした故・中西立太氏の集大成となるもの。著者ならではの視点と推察により大胆に復元された極彩色の甲冑をご覧いただけるだけでなく、その構造や意匠の変遷を細密に紹介するものです。
目次
序章 世界の甲冑史
古代日本・幻の甲冑像(1)[弥生時代後期(2~3世紀)]
古代日本・幻の甲冑像(2)[古墳時代初期(4~5世紀)]
古代日本・幻の甲冑像(3)[古墳時代初期(4~5世紀)]
古墳期の甲冑(1)【挂甲】[古墳時代後期(6~7世紀)]
古墳期の甲冑(2)【短甲】[古墳時代後期(6~7世紀)]
奈良期の甲冑(1)[奈良時代(8世紀)]
奈良期の甲冑(2)[奈良時代(8世紀)]
平安期の甲冑(1)[平安時代(8~12世紀)]
平安期の甲冑(2)[平安時代(8~12世紀)]
平安期の甲冑(3)[平安時代(8~12世紀)]
平安期の甲冑(4)[平安時代(8~12世紀)]
平安期の甲冑(5)[平安時代(8~12世紀)]
平安期の甲冑(6)[平安時代(8~12世紀)]
鎌倉期の甲冑(1)[鎌倉時代(12~14世紀)]
鎌倉期の甲冑(2)[鎌倉~室町時代初期(14~15世紀)]
鎌倉期の甲冑(3)[鎌倉~室町時代初期(14~15世紀)]
馬装の変遷[古墳~鎌倉時代(4~14世紀)]
南北朝期の甲冑[鎌倉時代後期~室町時代初期(14世紀)]
太平記の武者たち[鎌倉時代後期~室町時代初期(14世紀)]
足軽の登場[鎌倉時代後期~室町時代(14~16世紀)]
室町初期の軍装[室町時代初期(14世紀)]
中世山城の合戦[室町時代(14~16世紀)]
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