出版社内容情報
歴史に埋もれかけているドイツ地上軍の小規模かつマイナーな戦いを、丹念な調査・研究によって発掘するシリーズの第7弾です。
今回は、バルト海の島嶼でソ連軍相手に行われた陸海空の協同作戦、武装SSにおけるロシア人義勇兵部隊、
著者渾身の労作となるディルレヴァンガー部隊の物語、潜水戦車や火?放射戦車などの特殊装備を有し、
のちに砲兵師団に改編された第18戦車師団と派生部隊(ナースホルンなど)の戦いを収録。
本書でしか見られない希少な記録写真、装備の実数を記した詳細な部隊編成図も多数掲載いたします。
内容説明
第二次大戦史において、敵が占領する島嶼にドイツ軍が強襲上陸作戦を敢行して奪取した唯一の例を手始めに、その3年後にソ連軍が発起した同地に対する奪還作戦を紹介。さらに著者のライフワークである、悪名高き武装SS“ディルレヴァンガー”師団の真実を解き明かす。また、火砲のみを集中した砲兵師団、自走重歩兵砲~突撃戦車の戦いも収録。
目次
第1部(バルト海三島の戦闘―勇躍編1941年秋;バルト海三島の戦闘―流血編1944年秋;武装SSの奇形 ディルレヴァンガー伝説の真実―SS第36武装擲弾兵師団)
第2部(潜水戦車師団浮上せず―第18戦車師団;野砲120門の一斉射撃―第18砲兵師団;犀の雄叫び―第88重戦車猟兵大隊;灰色熊の咆哮―突撃戦車の戦い)
著者等紹介
高橋慶史[タカハシヨシフミ]
1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電気工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー応用工学科へ留学。電力会社を経て電気工事会社に勤務し、現在は海外インフラ担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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