出版社内容情報
川西航空機が日本海軍へ売り込み試作を取り付けたのが「紫電」の前身、「仮称一号局地戦闘機」。その構造やディテールに迫る一冊です水上機王国といわれた川西航空機が自社で開発している水上戦闘機「強風」を陸上戦闘機化する案を
日本海軍へ売り込んで見事試作を取り付けたのが「紫電」の前身である「仮称一号局地戦闘機」でした。
実機が4機も現存する後身の「紫電改」に比べ、1千機以上生産されながら実機が現存していない
本機についてはいまだ解明されざる部分が多いのですが、その構造やディテールに迫る1冊です。
佐藤邦彦氏のカラーイラストによる細部解析も6ページ収録。
吉野泰貴[ヨシノヤスタカ]
内容説明
傑作機九四式水上偵察機や、九七式飛行艇や二式飛行艇など、世界に誇る四発大型飛行艇を手がけ、かつて水上機王国とまで呼ばれた川西航空機が、自社で開発している水上戦闘機「強風」を陸上戦闘機化する案を日本海軍へ売り込んで見事試作を取り付けたのが「仮称一号局地戦闘機」こと「紫電」でした。実機が4機も現存する後身の「紫電改」に比べ、1,000機以上生産されながら実機が現存していない本機についてはいまだ解明されざる部分が多いのですが、その構造やディテールに迫る1冊です。
目次
本編 紫電試作第1号機と細部ディテール(主翼;主翼翼端;空戦フラップ;補助翼・昇降舵・方向舵;水平安定板 ほか)
巻末資料 局地戦闘機紫電備忘録(紫電の開発と各型;水上機王国川西航空機と局地戦闘機『紫電』開発の背景)
著者等紹介
吉野泰貴[ヨシノヤスタカ]
昭和47年(1972年)9月、千葉県生まれ。平成7年3月、東海大学文学部史学科日本史専攻卒。在学中から海軍航空関係者への取材をはじめ、とくに郷土である千葉県に関係の深い航空部隊を中心に研究を行なってきた。現在は都内の民間会社に勤務のかたわら調査活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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