感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
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レヴィナス、戦争体験、村上春樹、五木寛之、ダビデ、パウロ、と引きながら、自分自身の闇、どうしようもなさを、深く、真摯に語る。ここまで言っていいのか?と思うぐらい、率直に。「言葉の手前の神学」という提言は、大きな示唆に満ちています。僕も、自分の闇、不信仰、恐れを、また正直に見つめることが出来る。「クリスチャンはこうあるべきだ、という…説教になる。どこかで倫理的なにおいが出てくる。人を苦しめ、自分を苦しめ…。なお変わらない自分がいる。空回り…満たされない…空しさ…。三位一体の神との近さを知る。」p.1662015/02/18
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