内容説明
イラク上空の監視任務であるサザンウォッチ作戦からイラク本土への侵攻となったイラクの自由作戦に於いてF‐14部隊がいかに運用され、いかに戦ったかに着目。イラク戦争の前哨戦ともなったサザンウォッチ作戦での恒常的出撃と監視任務を支えた苦闘から、旧型機であるF‐14に最新式の誘導爆弾を搭載するためのプロセス、そして空陸に亘る大規模戦闘となったイラクの自由作戦でF‐14が果たした幅広い役割を、実戦を戦ったアメリカ海軍パイロットたちの証言から立体的に読み解く。今まで日本語で語られることのなかったF‐14部隊の最後の活躍をまとめあげた、体系的資料の決定版!
目次
第1章 南方監視作戦
第2章 「衝撃と畏怖」
第3章 戦場の形成
第4章 「ブラックナイツ」
第5章 北部の戦い
第6章 今もつづく作戦
イラクの自由作戦参加トムキャット部隊一覧表
著者等紹介
ホームズ,トニー[ホームズ,トニー] [Holmes,Tony]
1989年からオスプレイ・アビエーションの編集者を務めている。西オーストラリア州フリーマントル出身。担当シリーズはエアクラフト・オブ・ジ・エーセス、コンバット・エアクラフト、アヴィエーション・エリート・ユニッツで、自身も過去17年間にオスプレイで20冊以上の書籍を上梓している。米海軍航空隊の専門家であり、執筆のため、イラクの自由作戦から帰還してまもないトムキャットパイロットおよびレーダー要撃管制士官30名以上に独占取材する許可を与えられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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