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出版社内容情報
まるで広重と同じ場所でその風景を見ているかのような豊かな情趣性と高いリアリティをもつ作品、約150点を掲載。本書ではさらに、類まれな自然観照力、構図の妙、配色の効果など多面的に分析し、広重が描く作品の魅力に迫る。
目次
1 美人画
2 街道物
3 江戸名所
4 諸国名所
5 花鳥画
6 戯画
7 肉筆画
著者等紹介
大久保純一[オオクボジュンイチ]
1959年、徳島県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。博士(文学)。名古屋大学文学部助手、東京国立博物館研究員、跡見学園女子大学助教授を経て、国立歴史民俗博物館および総合研究大学院大学教授、町田市立国際版画美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
41
歌川広重の美人画、街道物、諸国名所、花鳥画等が楽しめる。1797年、葛飾北斎に遅れる事37年、広重は幕府定火消同心の子として江戸に生まれる。この年、歌川国芳も生誕。蔦屋重三郎が没した年でもあった。彼の名所絵の水辺にはベロ藍が使われ、情緒のある風景にすっきりとした「広重ブルー」が美しい。広重といえば『東海道五十三次』。横大判等、多種多様な揃物があるようだ。夕立や霧雨などの様々な雨や雪の情景、行き交う旅人達の姿も興味深い。『名所江戸百景』は縦型の堅絵。大胆な構図に手前に描かれた鯉のぼりや亀、提灯などが楽しい。2024/11/09
貧家ピー
6
広重の作品を、美人画・街道物・江戸名所・諸国名所・花鳥画・戯画・肉筆画に分けて紹介。2024/10/19
果てなき冒険たまこ
2
掲載点数も多いし印刷もそれなりに綺麗なんだけど各絵に添付されている解説が硬すぎでまったく面白くない。やり方によってはもっと面白い編集もできただろうに解説のお蔭で教科書的な羅列本になってしまっているのは残念。 砕けすぎるのもどうかと思うけどもう少しやりようがあるんじゃないかね。 揃物なんかもただそろえてあるだけ。解説を書いてる人の熱量が全く伝わってこないんだよな。なんか仕事でーす書きましたー的な解説ばかりで。 浮世絵好きな人ってもっとわくわくしたいと思うんだけどね。 2024/08/31
kaz
1
類書で見かけたことのない作品も散見され、満足。図書館の内容紹介は『歌川広重の豊かな情趣性と高いリアリティをもつ作品、約150点を掲載。さらに、類まれな自然観照力、構図の妙、配色の効果など多面的に分析し、広重が描く作品の魅力に迫る』。 2024/11/15
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