出版社内容情報
動物好きな少女みほがある日公園で出会った不思議な雰囲気の少年三吉。がけをころげ落ちそうになったみほを助けようとしたことから、三吉は……。蘇った伝説の狐と少女の交流を詩情豊かに描いた創作切り絵絵本。
内容説明
お三は伝説の王様ぎつねのこと。変装の名人で、数百年も生きているといわれています。ほら、あなたのそばにもいるかもしれませんよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
7
じーんとするお話。2016/08/17
ヒラP@ehon.gohon
7
お三狐という伝説の狐が現代に登場したら。 そんな前提で作られたお話です。 伝説の狐は悪者のようですが、人懐っこい可愛い三吉として、微笑ましい物語になっています。 ブロンズ像にしてもらって、改心したのでしょうか。 親しみが持てて、想像を裏切る、怖くないお話でした。2016/08/10
こどもふみちゃん
3
「お三」は伝説の王様ぎつね。変装の名人で、数百年も生きているといわれている。広島市の江波地区に古くから伝わる「お三狐」の伝説を、現代によみがえらせた絵本。3歳の娘も聞けましたが、4歳くらいからが妥当。ちょっと怖そうで、怖くない絵本。3・4・5・6・7・8歳向け。2012/05/03
みよちゃん
2
おさんぎつねと三吉、昔話と現代に来たきつね。おいなりが大好きな三吉。全く昔話と思っていたら、こんな風に今、身近に現れたら、どうなんでしょう。仲良くできるかな。2016/08/12