内容説明
今を去ること70年前、日本海軍空母機動部隊はハワイ・オアフ島の真珠湾を攻撃し、3年8カ月にわたる太平洋戦争に突入した。本書はそのハワイ真珠湾攻撃に参加した日本海軍空母機動部隊の飛行機搭乗員に焦点を当て、総指揮官淵田美津雄中佐から各中隊長クラスまでの指揮官50人を中心に人物紹介をするものである。
目次
真珠湾攻撃参加機の塗装とマーキング
写真で見る真珠湾攻撃参加空母と飛行機隊
真珠湾攻撃隊の編列
第1章 指揮官列伝
第2章 参加搭乗員たち
第3章 特攻に散る
布哇空中攻撃隊搭乗員一覧
著者等紹介
吉良敢[キライサミ]
昭和46年(1971年)、高知県生まれ。中学生時代から海軍航空への興味を持つ。社会人となったころより搭乗員を中心とする海軍関係者への聞き取り調査を始め、とくに資料の少ない「操縦練習生」出身者についての研究を行なってきた。著作としては『真珠湾攻撃隊隊員列伝―指揮官と参加搭乗員の航跡』が最初のものとなる。現在は高知県の民間会社に勤務
吉野泰貴[ヨシノヤスタカ]
昭和47年(1972年)、千葉県生まれ。東海大学文学部史学科日本史学専攻卒。吉良氏と同じく中学時代から海軍航空に興味を持ち、現在に至る。とくに郷土である千葉県に関係の深い航空部隊の研究を行なっている。現在は都内の民間会社に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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