出版社内容情報
『駄っ作機』シリーズで飛行機へのこよなき愛情を語る岡部いさく氏が、創刊当初から隔月刊誌『スケール・アヴィエーション』に連載している「とっても蛇の目なコイだから」を再編集、単行本化。イギリス航空機の「ヘン」とヘンゆえの「すばらしさ」を溢れんばかりの愛情とともに語る、イギリス機礼賛の書。
内容説明
蛇の目の花園へようこそ。咲き誇り、匂い競う蛇の目の世界。世界でいちばん最初に空軍を作った誉れ高き大英帝国が威信をかけて生み出した航空機の数々は、まさに百花繚乱阿鼻叫喚。作りたくて作った駄作じゃないけれど、微妙に外したそのツボが、あんな飛行機やこんな飛行機を生み出した。書き下ろしも含む38タイトルと、イギリス艦船にまつわるコラムなども収録。イギリス航空機史の向こうに、イギリスの不思議が見え隠れする。
目次
RAFサンダーボルト―イギリスの雷電は日陰の花
ソーンダーズ・ロウ(SARO)SR.177―損だ、苦労だ、あんまりだ
ホーカーp.1121―有人軍用機抹殺計画
ホーカーp.1129―英国の超音速はやはり幻
ショートp11DとE.E.p17A―親ガメ転けたら皆転けた
デハヴィランドD.H.115ヴァンパイアT.11―デハヴィランドの吸血鬼
ヴィッカーズタイプ660ヴァリアント―爆撃トリオの命カゲロウ
BAe p.1214‐3 X字翼戦闘機―天翔けるXはただの客寄せ
ハンドレーページH.p.54ハーロウ―ズボラなロートル、一花咲かせる
エアスピードA.S.31単葉機―姿に似合わず絶叫マシン〔ほか〕
著者等紹介
岡部いさく[オカベイサク]
駄っ作機を語る場合のペンネームは岡部ださく、肩書きは駄作家。1954年生まれ、学習院大学文学部卒。月刊『エアワールド』編集部、月刊『シーパワー』編集長などを経て現在フリー。現在『モデルグラフィックス』『スケールアヴィエーション』『F1グランプリ特集』にコラムを連載。時にフジテレビのニュース番組で軍事解説も行うし、アニメ・マンガの武装関係監修協力なども行う
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感想・レビュー
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okaka
U-G.Kintoki
U-G.Kintoki
かば◎
えびえび