出版社内容情報
1942年に登場し、第二次大戦で最も有名な戦車となった鋼鉄の猛獣、テイーガーⅠ.このドイツ陸軍重戦車は、出現当時、連合軍のいかなる戦車よりも装甲と火力にすぐれ、ロシア戦線ではそれまで苦戦を強いられていたT-34やKV戦車を次々と撃破。1944年のノルマンデイ戦でも連合軍戦車に対して圧倒的な破壊力を見せつけ、敵戦車兵を恐怖に陥れた。本書はテイーガーⅠ重戦車の誕生に至る経緯から開発の変遷、月ごとの生産数と部隊配備数、その間に実施された改修点を追い、火砲の威力と装甲防御力をT-34、シャーマン、クロムウェルなど連合軍各国の戦車とデータで比較。さらに配備部隊と戦歴を紹介し、現在も語られ続けるテイーがーⅠ重戦車の「無敵伝説」を検証する。
内容説明
1942年に登場し、第二次大戦でもっとも有名な戦車となった鋼鉄の猛獣、ティーガー1。本書はティーガー1重戦車の誕生にいたる経緯から開発の変遷、月ごとの生産数と部隊配備数、その間に実施された改修点を追い、火砲の威力と装甲防御力をT‐34、シャーマン、クロムウェルなど連合軍各国の戦車とデータで比較。さらに配備部隊と戦歴を紹介し、現在も語られ続けるティーガー1重戦車の「無敵伝説」を検証する。
目次
ティーガー1の設計と開発
生産状況
生産型の改修
砲火力
走行性能
戦場における生存性
配備部隊と戦歴
カラー・イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dongame6
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ティーガー戦車開発の由来、性能、生産量と改修内容、主な装備部隊について簡略に書かれている。冒頭に「戦争中から戦後までの連合軍の資料はいい加減過ぎて役に立たないので本書では参考にしていない。ドイツのオリジナルの資料のみを使って編纂している」とあるので信頼性は高いかも知れないがその辺はよく分らない。写真が多くて参考になる。イラストについては乗員の配置や砲塔内の備品についてはよくわかるが、駆動系やエンジンまわりについては簡素にしか書かれていない。ティーガーについてちゃんとしたソースで基本的な知識を学べる一冊かも2013/01/10