流血の夏

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流血の夏

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784499227025
  • NDC分類 391.26
  • Cコード C0031

出版社内容情報

夜が訪れることのない北欧の夏。ノルマンディの海浜に連合軍が上陸した3日後。ロシア軍はフィンランド本土に対する戦略構成を発起。圧倒的な砲兵火力、おびただしい数の航空機、強力な戦車大群。フィンランド国境守備隊の抵抗は2日で潰えた。ロシア軍は猛進撃し、冬戦争では三ヶ月かかってもとれなかったフィンランドの第二の都市、ヴィープリを10日で攻略、地峡からフィンランド本土への入り口に殺到した。さて。

内容説明

1944年夏、フィンランドに2度目の奇跡が起こった。夜が訪れることのない北欧の夏。北フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸した3日後。フィンランド南部、カレリヤ地峡の前面に恐るべきロシア軍の大軍が蝟集していた。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍は、たちまちフィンランド軍の戦線を破り、重戦車の大軍を先頭に10日間で百キロを前進。首都ヘルシンキを中心とした南部フィンランド全域の占領も間近と思われたそのとき、全予備兵力を結集したフィンランド軍による乾坤一擲の大反撃が発起された。そして起こるはずのないことが起こった。ロシア軍による戦略攻勢を挫折させたフィンランド軍の驚くべき敢闘。

目次

1944年6月、流血の夏が来た
フィンスカ行っちゃったその年の夏まで
レニングラードまで30キロ「白く輝く島」のソ芬国境陣地
全機出撃!レニングラード方面軍夏季攻勢を発起
わたしの息子が戦死したよ反撃失敗
地峡で何かろくでもないことが戦線を突破するロシア軍突撃部隊
猟兵旅団の全兵力を以て攻撃せよ前線に急行する戦車師団
初めての流血対戦車砲と戦車、ポルヴィセルカでの決闘
対戦車兵器求む!快進撃をつづけるロシア軍機動集団
やった燃えている!フィンランド空軍爆撃機の薄暮攻撃〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

23
64前回はスターリンの粛清で弱体化していたソ連軍が相手だったが今回は独軍にもまれた歴戦の将兵達が優秀な兵器を装備している、フィンランド軍は相変わらず時代遅れのバッファローや貧弱なT-26と捕獲したT-34で抵抗するも圧倒的な物量に押しまくられソ連との講和をしたくても必要な物資の殆どを独国に依存してる為に講和もできず厳しい戦闘続けなければならない状態に追い込まれる。登場する人や状況の写真が多数掲載されてるのでとても入り込みやすい。7.5センチ砲の陣地変換する緊迫感一杯の写真やパンツァーファーストを持って2021/05/02

inarix

8
1944年6月。夜が訪れることのない北欧の夏。フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸したわずか3日後、フィンランド南部カレリヤ地峡にはロシア軍の大軍が集結。瞬く間に国境を越えてくる。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍による首都ヘルシンキ、南部フィンランド全域の占領も間近と思われたその時、全予備兵力を結集したフィンランド軍の大反撃が始まった――。ソ連とドイツ。大国に挟まれた小国の、独立を守るための死闘の記録。2014/12/18

フロム

4
梅本先生の白眉たる傑作、男と生まれたからには雪中の奇跡と流血の夏は必読書である。第二次世界大戦中、タイと並んで最も過酷な状況から最大限の成果を引き出したフィンランドの話の続編。ソ連侵攻の第二ラウンドであり、絶望的な状況は変わらないが、戦闘機はバッファローからBf109G2型に戦車は豆タンクから3号突撃砲G型にスケールアップ。単純に戦記物として胸が躍る。思い出したように挟まれる挿話がいい味を出している。このフィンランドの事例は教訓として末永く世界に知られるべきだと思う。2016/11/27

印度 洋一郎

3
 ソ連との関係でドイツの同盟国として参戦する羽目になった、北欧の小国フィンランドが、1944年6月に始まるソ連軍の大攻勢を迎え撃った、悲壮な戦いの記録。枢軸側の敗色も濃くなり、何とか戦争から抜け出そうと奔走するものの、同盟国ドイツは物資供与と恫喝をちらつかせ、勝ちが見えてきたソ連は過酷な和平条件をつきつけるという八方塞の中、圧倒的な戦力差で侵攻するソ連軍と只戦うしか無いという悲劇。大国の狭間でその都合に振り回されるフィンランドが、膨大な犠牲を払いつつも、かろうじて苦い和平を得る歴史には学ぶことも多いはず2015/07/06

dongame6

3
フィンランド軍が圧倒的優勢を誇るソ連軍の大攻勢を迎え撃った1944年の「流血の夏」の戦いを描いた本。同じくフィンランドとソ連の冬戦争の記録「雪中の奇跡」と続けて読むと五年の間に起きたソ連軍の怪物的進化と戦場の様相の一変に戦慄する。砲兵、機甲戦力で圧倒的な差を付けられ、対戦車兵器と弾薬は恒常的に不足し、講和しようにも喉元にドイツが匕首を突きつけており交渉もままならぬという末期的状況の中での部隊の苦闘を日を追って詳細に描いている。最後の項「流血の果てにフィンランド軍が守ろうとしたものとは」の件には感動した2012/04/23

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