脳梗塞診療読本 (第3版)

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脳梗塞診療読本 (第3版)

  • 豊田 一則【編著】
  • 価格 ¥7,040(本体¥6,400)
  • 中外医学社(2019/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 460p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498328280
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C3047

出版社内容情報

脳梗塞診療の基本からアドバンスまで、専門医を目指す神経内科医師,脳神経外科医師.脳梗塞の診療に携わる後期研修医から入局5〜10年目の医師までを対象に解説した脳梗塞診療のバイブル的書籍。2014年3月に初版,2016年に改訂2版を刊行。今回は2017年10月に改訂された脳卒中治療ガイドライン2015の追補版の内容や2版改訂後の新たな情報や知見を更新し全面的に改訂を行い3版とした。

目 次

第1章 脳梗塞救急診療
 1 総論:救急治療の必要性と対応策 〈豊田一則〉
  A.脳梗塞患者への救急治療の意義
  B.迅速な診療を行うための方策
 2 ERでの診察と症候学的診断 〈中村幹昭 西山和利〉
  A.脳梗塞急性期治療の流れにおける診察の位置づけ
  B.病院前診療における神経診察
  C.病院到着後の初期診察
  D.脳梗塞の神経所見
  E.NIHSS
 3 検体検査と生理検査,バイオマーカーの意義 〈吾郷哲朗〉
  A.血液凝固・線溶系に関連するマーカー
  B.血小板凝集に関連するマーカー
  C.心・血管障害の指標
  D.基礎疾患の管理・評価
  E.脳梗塞に関連したバイオマーカー
 4 画像診断 〈古賀政利〉
  A.コンピューター断層撮影検査(CT)
  B.核磁気共鳴画像検査(MRI)
  C.血管撮影検査(DSA)
  D.超音波検査
  E.核医学検査
 5 静注血栓溶解療法 〈平野照之〉
  A.適応判断のポイント
  B.説明と同意
  C.アルテプラーゼ投与の実際と治療開始後の管理
  D.血栓回収療法との組み合わせ
  E.静注血栓溶解療法の理論背景
  F.今後の課題:Therapeutic time windowを拡大する
 6 超急性期の血管内治療 〈早川幹人〉
  A.各治療手技とエビデンス
  B.急性期脳梗塞に対する血管内治療のエビデンス
  C.血管内治療の適応

第2章 急性期からの薬物治療
 1 総論:病期と病型から考える急性期治療 〈豊田一則〉
  A.病期から考える脳梗塞治療
  B.病型から考える脳梗塞治療
 2 急性期抗血栓療法 〈山上 宏〉
  A.止血機構と血栓形成
  B.脳梗塞の病型による急性期抗血栓療法
  C.急性期脳梗塞に対する抗血小板療法
  D.急性期脳梗塞に対する抗凝固療法
  E.脳梗塞に対する超急性期治療後の抗血栓療法
  F.脳梗塞急性期の抗血栓療法に関する現在のガイドラインと今後の展望
 3 脳保護療法と再生医療 〈猪原匡史〉
  A.脳保護療法
  B.再生医療
 4 血圧管理 〈佐藤祥一郎〉
  A.急性期(血栓溶解療法非施行患者)
  B.超急性期(血栓溶解療法対象患者)
  C.亜急性期・慢性期
 5 糖・脂質代謝の管理,栄養管理と摂食訓練 〈坂口 学〉
  A.脳梗塞急性期の糖代謝の管理
  B.脳梗塞急性期の脂質代謝の管理
  C.脳梗塞急性期の栄養管理・摂食訓練
 6 慢性期抗血栓療法 〈長尾毅彦〉
  A.慢性期抗血栓療法は正確な病型診断から始まる
  B.抗血栓療法は1種類ではない
  C.動脈硬化性脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞,ラクナ梗塞)における再発予防療法
  D.心原性脳塞栓症における再発予防療法
  E.日本人の敵,抗血栓療法関連の頭蓋内出血を予防するためには

第3章 非薬物治療を中心に
 1 頸動脈の血行再建治療 〈飯原弘二 西村 中〉
  A.症候性および無症候性頸動脈狭窄症におけるCEAの適応
  B.CEAとCASの比較試験
  C.現在進行中のRCT
  D.本邦および米国のガイドライン
  E.症候性頸動脈狭窄症急性期におけるCEA
  F.今後の展望
 2 頭蓋内動脈の血行再建治療 〈吉村紳一〉
  A.病型
  B.治療法
  C.治療法選択における考え方
  D.まとめ
 3 抗浮腫療法と減圧開頭・血腫除去術 〈?橋 淳〉
  A.脳浮腫と出血転化
  B.内科的抗浮腫療法
  C.大脳半球梗塞・出血転化に対するテント上開頭術
  D.小脳梗塞に対するテント下開頭術
 4 理学療法と作業療法 〈酒向正春〉
  A.機能予後予測
  B.理学療法
  C.作業療法
  D.急性期リハビリテーション
  E.回復期リハビリテーション
 5 ‌ 言語障害,せん妄,うつ病性障害/アパシー,認知症への対応 〈大槻美佳〉
  A.言語障害とその対応
  B.せん妄(delirium)とその対応
  C.うつ病性障害/ アパシーとその対応
  D.脳血管性認知症とその対応
 6 脳梗塞の診療情報管理と医療経営 〈松尾 龍 鴨打正浩〉
  A.脳梗塞の現況
  B.脳梗塞診療の質とquality indicator
  C.診療情報と質の改善
  D.脳梗塞とDPC
  E.脳梗塞DPCと診療報酬
  F.脳梗塞と回復期リハビリテーション

第4章 特殊な虚血性脳血管障害と類縁疾患
 1 一次予防と無症候性脳血管障害への対応 〈?橋愼一〉
  A.無症候性脳実質病変
  B.無症候性脳血管病変
 2 一過性脳虚血発作 〈上原敏志〉
  A.TIAの定義
  B.急性脳血管症候群(ACVS)の概念
  C.TIA発症後早期の脳卒中発症リスク
  D.TIA後早期の脳卒中発症リスクに関する予測因子
  E.TIA発症後早期診断・治療の有効性を示すエビデンス
  F.TIA患者への初期対応(入院の適応,初期評価のタイミング)
  G.TIAの発症機序
  H.TIAの症候
  I .最近報告された国内外の多施設共同前向き登録研究の結果
 3 脳動脈解離 〈松岡秀樹〉
  A.脳動脈解離の原因と病態
  B.脳動脈解離の実態
  C.脳動脈解離の診断
  D.脳動脈解離の治療
  E.脳動脈解離の予後
 4 大動脈原性脳塞栓症と奇異性脳塞栓症 〈藤本 茂〉
  A.大動脈原性脳塞栓症
  B.奇異性脳塞栓症
 5 ‌ 凝血的異常,自己免疫異常,炎症,悪性腫瘍を伴う脳梗塞 〈上坂義和〉
  A.凝血的異常
  B.自己免疫異常
  C.悪性腫瘍に伴うもの
 6 もやもや病 〈黒田 敏〉
  A.もやもや病の概念
  B.もやもや病の臨床的特徴
  C.もやもや病の画像診断
  D.もやもや病の治療
 7 CADASIL/CARASIL 〈土肥栄祐 倉重毅志 細見直永〉
  A.CADASIL
  B.CARASIL
 8 RPLS,RCVS 〈後藤 淳〉
  A.RPLS
  B.RCVS
  C.関連する病態
 9 静脈性脳梗塞 〈片岡大治〉
  A.脳静脈の解剖的特徴
  B.脳静脈・静脈洞閉塞症の原因
  C.脳静脈・静脈洞閉塞症の症状
  D.脳静脈・静脈洞閉塞症の画像診断
  E.脳静脈・静脈洞閉塞症の治療

索引

内容説明

脳梗塞診療の「現在」を知るための第3版。―「脳卒中・循環器病対策基本法」の公布、薬、医療機器、技術の進歩、新たなエビデンスの登場。新時代の到来を感じつつも、私たちは謙虚に脳梗塞の制圧を目指し続ける必要がある。(序文より)

目次

第1章 脳梗塞救急診療(総論:救急治療の必要性と対応策;ERでの診察と症候学的診断 ほか)
第2章 急性期からの薬物治療(総論:病期と病型から考える急性期治療;急性期抗血栓療法 ほか)
第3章 非薬物治療を中心に(頸動脈の血行再建治療;頭蓋内動脈の血行再建治療 ほか)
第4章 特殊な虚血性脳血管障害と類縁疾患(一次予防と無症候性脳血管障害への対応;一過性脳虚血発作 ほか)

著者等紹介

豊田一則[トヨダカズノリ]
国立循環器病研究センター脳血管内科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。