内容説明
ERは一次(帰宅)と二次以上(入院)の判断に迷う「ER1.5」の患者さんばかりです。困った研修医が開くマニュアル本には、診断や初期対応の記載はあっても、入院・帰宅の決定方法については何も書いてありません。こうした入院・帰宅の決定を『Disposition』と呼びます。初学者がDispositionを決断できないのは、関連するエビデンス教育が不十分だからです。そこで本書『ER1.5』の登場です。今まで情報提供されていなかったDispositionのエビデンスを漏らすことなく集めて明示しました。入院か帰宅かで迷った時のガイドブックになること間違いなしです。
目次
第1章 アレルギー疾患
第2章 呼吸器疾患
第3章 循環器疾患
第4章 神経疾患
第5章 腹部疾患
第6章 腎・電解質・血液疾患
第7章 外傷
第8章 感染症
第9章 その他の救急疾患
第10章 ER1.5のトラブルシューティング
著者等紹介
増井伸高[マスイノブタカ]
札幌東徳洲会病院救急センター センター長、国際医療支援室 室長。2004年札幌東徳洲会病院。2012年現職(9月~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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