内容説明
がん患者の「つらい」に、漢方という一手。精神科医の経験と薬理学から導く、実践的な漢方処方術。
目次
総論:がん医療における漢方薬の可能性
認知症のBPSDを改善する漢方:緩和ケアの視点から
フレイルを改善する漢方:緩和ケアとがん治療における知見
気虚への挑戦:希望を灯す補剤の処方戦略
食思不振を改善する漢方:がん緩和ケアにおける六君子湯の役割
イライラと不眠を改善する漢方:柴胡加竜骨牡蠣湯と加味帰脾湯という選択肢
せん妄を改善する漢方:抑肝散と抑肝散加陳皮半夏による穏やかな療養環境の構築
意欲低下や抑うつを改善する漢方:人参養栄湯という選択肢
繰り返す誤嚥性肺炎を改善する漢方:半夏厚朴湯と六君子湯による「守り」のケア
がん性疼痛を改善する漢方:多角的なアプローチによる鎮痛とQOLの向上
緩和ケア・精神症状に用いる主要漢方方剤の臨床詳解
緩和ケア・がん医療における漢方Q&A:緩和ケア医が答える30の知恵
著者等紹介
上村恵一[ウエムラケイイチ]
旭川医科大学医学部卒業後、北海道大学医学部附属病院精神神経科等を経て、がん専門病院や総合病院にて精神科・緩和ケアの臨床に深く携わる。市立札幌病院精神医療センター副医長、北海道医療センター精神科医長・緩和ケア室長などを歴任。2020年より斗南病院精神科科長および診療サポート室長(現・副診療部長兼緩和ケアセンター長)を務め、身体疾患に寄り添う精神医療と緩和ケアの実践に従事。精神腫瘍学や精神薬理学を専門とし、がん患者の精神症状に対する包括的なアプローチと研究・教育に取り組んでいる。【略歴】2001年 旭川医科大学医学部卒業。2026年~ 国家公務貝共済組合連合会斗南病院副診療部長・緩和ケアセンター長。【資格・所属】日本精神神経学会専門医・指導医。日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医。日本緩和医療学会理事。日本総合病院精神医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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