薬剤師国家試験記憶術 〈1〉 薬理学

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薬剤師国家試験記憶術 〈1〉 薬理学

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498079021
  • NDC分類 499.079
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 はじめに  本書は医師国家試験・看護婦国家試験においてそれぞれベストセラーを続けている「記憶術シリーズ」の薬剤師版として企画された.  薬剤師国家試験は難易度が高いが,その主たる原因に膨大な数にのぼる薬剤名等の記憶のしにくさがある.いわゆる〔まとめ〕本としての出版物はいずれも要点を示すだけで,理解した後の記憶の便をはかってくれたものは何ひとつない.薬学もどちらかといえば理論により結論が整然と導かれる理論科学ではなく,事実が優先して「知らなくては出来ない」という経験科学の側面が大きい.つまりいくら考えても理論科学のように答えは出てこないのである.ここに必要悪としての丸暗記の必然が生じて来ることになる.そもそも丸暗記は不確実かつ記憶の保持が難しく,古来より幾多の工夫がそれに対してなされてきたが,「ヒトヨヒトヨニヒトミゴロ」「フジサンロクニオームナク」「イヨクニガミエタ」などという語呂合わせやこじつけによる無意味語の有意味語化の工夫は広く一般に知られてきたし,実際この種の記憶法は極めて有効であることは論を待たない.  本書は記憶の立場から薬学にアプローチするという新しい手法で書かれており,如何にして記憶しやすくするかという点を徹底的に追求したものである.「おぼえる」ということを唯一最大の目的としているので,その目的に沿って無意味語の有意味化など視覚を含めた複数の記憶ルートを確立して記憶の正確かつ長時間の保持を容易にするよう可能な限り努力した.記憶の便の為に学問的見地からはやや強引な割り切り方をした部分もあるが,大半はすんなりと受け入れて下さるものと信ずる.また,本書はいわゆる教科書とは全く別のものであるから,単独でなく併用して効果の上がるものである.制作にあたっては本書に類するものが無い為まったくのゼロからスタートせねばならなかったので内容に至らない点があるかもしれないが,そこはこの本の楽しく勇気ある企画に免じて許していただきたい.本書が読者諸氏の薬学知識習得に少しでも役立てれば苦労も報われようというものである.是非御活用をお願いする. 平成五年初春 こくしおぼえかた研究会    《目次》 目次 総論 プラシーボ効果 1 薬物の感受性 2 経口投与 3 Litchfield-Wilcoxon法 4 薬物の安全性と毒性 エフェドリンとタキフィラキシー 5 酵素誘導 6 ジスルフィラム様作用 8 ハロペリドール 9 糖質コルチコイド 10 アスピリン 12 インドメタシン 14 メフェナム酸 16 テトラサイクリンの副作用 17 クロロチアジド 18 イミプラミンとグアネチジン 20 トルブタミドとフェニルブタゾン 21 末梢神経系に作用する薬物 交感神経節と副交感神経節の位置 22 交感・副交感と神経伝達様式 23 ニコチンの2相性反応 24 アセチルコリン 25 ベタネコール 26 アトロピンとスコポラミン 27 アトロピン 28 ホマトロピン 29 アドレナリン受容体と反応 30 ノルエピネフリンの遊離 32 ノルエピネフリンと血管平滑筋 33 ノルエピネフリンの不活化 34 ノルエピネフリンと気管支喘息 35 ノルエピネフリンと血液-脳関門 36 ノルエピネフリンと中枢神経 37 ナファゾリン 38 クロニジン 39 プロカテロール 40 チラミン 41 エフェドリン 42 フェントラミンの作用 43 ジベナミン 44 プラゾシン 45 サルブタモール 46 ピンドロール 48 プロプラノロールとイソプレナリン 49 レセルピンとカテコールアミン等 50 レセルピン 52 グアネチジンの作用部位 54 ダントロレンの作用 56 バクロフェン 57 デカメトニウムとスキサメトニウム 58 ヘキサメトニウムの働き 59 ネオスチグミンと重症筋無力症 60 フィゾスチグミンとネオスチグミン 61 ツボクラリン 62 テトロドトキシン 63 コカインとプロカイン 64 プロカインとエステラーゼ 65 エピネフリンと局所麻酔 66 オキセサゼイン 67 プラリドキシム 68 中枢神経系に作用する薬物 せき髄の前根と後根 69 全身麻酔の段階 70 チオペンタール 71 ハロタン 72 ハロタンと肝 73 クロルプロマジンと体温 74 ベンゾジアゼピン誘導体 75 ベンゾジアゼピン誘導体の連用 76 メプロバメート 77 エトスクシミド 78 トリメタジオン 79 フェノバール 80 フェニトイン 81 カルバマゼピン 82 フェナセミド 83 バルプロ酸ナトリウム 84 ジアゼパム 85 リチウム 86 イミプラミン 87 アミトリプチリン 88 ニアラミド 89 モルヒネ 90 Straubの挙尾反応 91 モルヒネと依存 92 慢性モルヒネ中毒と拮抗薬 93 モルヒネとCheyne-Stokes呼吸 94 コデインとモルヒネとの関係 95 ペチジン 96 ペンタゾシン 97 コカインと依存 98 リン酸コデイン 99 ナロルフィン 100 エンドルフィン 101 レボドパとカルビドパ 102 アマンタジン 104 トリヘキシフェニジル 105 レンショウ細胞 106 グリシンとストリキニーネ 107 メフェネシン 108 ピクロトキシン 109 LSDの症状 110 テトラヒドロカンナビノール 111 メスカリン 112 メタンフェタミンとアンフェタミン 113 オータコイドおよびその拮抗薬 レニン 114 アンジオテンシンII 115 キニナーゼ(1) 116 キニナーゼ(2) 117 カリクレインとブラジキニンの関係 118 ブラジキニンの作用 119 H1ブロッカーと制吐作用 120 メキタジン 121 プロメタジン 122 ジフェンヒドラミン 123 シプロヘプタジン 124 メチセルジド 125 ジメンヒドリナート 126 アプロチニン 127 抗炎症薬・抗アレルギー薬 アスピリンはピリン系か? 128 エピリゾール 129 フェニルブタゾン 130 イブプロフェンとケトプロフェン 131 ジクロフェナク 132 フェナセチン 133 アセトアミノフェン 134 ミグレニン 135 スルフィンピラゾン 136 アロプリノール 137 プロベネシド 138 コルヒチン 139 心臓血管系に作用する薬物 洞房結節 140 房室結節 141 His束 142 Purkinje線維 143 Bainbridge反射 144 迷走神経と心拍数 146 心筋とカルシウム 147 強心配糖体(ジギタリス)の作用機序 148 ジゴキシンの作用 149 ジギタリスと心拍数 150 G-ストロファンチン 151 キニジン 152 アジマリン 153 リドカイン 154 ニトログリセリン 155 カルシウム拮抗体の組織選択性 156 ニフェジピン 158 ニフェジピンと心拍数 160 ジルチアゼム 161 カプトプリル 162 ヒドララジン 163 チアジド系利尿薬 164 パパベリン 165 クロフィブラート 166 コレスチラミン 167 シトステロール 168 デキストラン硫酸ナトリウム 169 ヘパリンと脂質 170 腎機能および電解質代謝に作用する薬物 原尿の再吸収率 171 パラアミノ馬尿酸 172 イヌリン 173 フロセミド 174 スピロノラクトン 175 アセタゾラミド 176 マンニトール 177 エタクリン酸 178 トリアムテレン 180 呼吸器系に作用する薬物 カルバコール 182 二酸化炭素 183 ジモルホラミン 184 ロベリン 185 ニケタミド 186 ベメグリド 187 テオフィリン 188 アミノフィリン 190 トラニラスト 191 クロモグリク酸ナトリウム 192 ベンゾナテート 194 コデイン 195 デキストロメトルファン 196 ノスカピン 197 アセチルシステイン 198 キキョウとセネガ 199 消化器系に作用する薬物 ガストリンとセクレチン 200 迷走神経切断術 202 胃酸分泌と抗ヒスタミン薬 203 シメチジン 204 ファモチジン 205 ラニチジン 206 ケイ酸アルミニウム 207 メトクロプラミド 208 スルピリド 209 アポモルヒネ 210 トコン 211 硫酸銅 212 ヒマシ油 213 アントラキノン誘導体 214 フェノバリン 215 胆汁酸 216 胆汁の排出 217 デヒドロコール酸 218 子宮運動に作用する薬物 プロスタグランジンF2α 219 エルゴメトリン 220 血液および造血器官に作用する薬物 トロンビン 222 トロンボキサンA2 223 トラネキサム酸 224 プロスタサイクリン 225 ヘパリンと胎盤 226 プロタミン 227 ワルファリンと試験管 228 ワルファリン 229 ロイコトリエンB4 230 ビタミンB12 231 ホルモン インスリン 232 グルカゴン 234 メラトニン 236 成長ホルモン 237 オキシトシン 238 バソプレシン 239 チロキシン 240 カルシトニン 241 上皮小体とカルシウム 242 ボンベシン 243 エリスロポエチン 244 メチラポン 245 デキサメタゾン 246 アルドステロン 247 テストステロン 248 プロゲステロン 249 クロミフェン 250 トルブタミド 251 EGF 252 エンドセリン-1 253 ビタミン類 トコフェロール 254 化学療法剤・消毒剤 βラクタム剤の作用機序 255 ジョサマイシン 256 ゲンタマイシン 257 ストレプトマイシンとカナマイシンの副作用 258 クロラムフェニコールの副作用 259 エタンブトール 260 メトロニダゾール 261 アムホテリシンB 262 グリセオフルビン 263 クロトリマゾール 264 サルファ剤の副作用 265 抗悪性腫瘍薬 アルキル化剤と代謝拮抗薬 266 免疫学的製剤 シクロスポリンA 268 アザチオプリン 269 抗体 270

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