目次
第1章 アミロイド関連疾患
第2章 高齢者に多い薬疹(drug eruption)と免疫再構築症候群(IRIS)
第3章 自己免疫疾患:抗体病という皮肉な名前がぴったりしてきた
第4章 結石症
第5章 COPD(慢性閉塞性肺疾患)
第6章 CKD(慢性腎臓病):ガイドラインの問題点をつく
第7章 進化し続ける医療のガイドライン
第8章 医療における情報交換
著者等紹介
山本章[ヤマモトアキラ]
昭和7年生まれ。昭和30年大阪大学医学部卒業。35年大学院医学研究科修了、医学博士。阪大病院第二内科学教室で脂肪肝の研究に取り組み、昭和38年「肥満外来」を開始。昭和39~42年米国カリフォルニア州City of Hope Medical CenterのGeorge Rouser博士のもとで脂質分析の開発研究。42年に大阪大学に復帰して「高脂血症外来」を開設。薬物の蓄積に伴う特異なリピドーシスの発見と実態の解明、また遠藤章博士発見の元祖スタチンの臨床開発で実績を上げた。昭和54年国立循環器病センター研究所病因部長、平成元年同研究所副所長となり、「動脈硬化に関連した血漿リポ蛋白異常の遺伝素因と栄養の関連についての研究」とLDLアフェレーシスの開発を推進した。平成7年定年退職、平成8年から箕面市立介護老人保健施設施設長として高齢者の介護と医療に従事。平成21年4月から尼崎介護老人保健施設ブルーベリーに移り、本年3月末退職。日本アフェレーシス学会理事長、日本動脈硬化学会理事、国際アフェレーシス学会理事長、アジア太平洋動脈硬化学会理事長などの役職を歴任、平成11年度日本動脈硬化学会大島賞受賞、2004年国際アフェレーシス協会Cohn de Laval Prizeを受賞。国立循環器病センター・研究所名誉所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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