内容説明
オペに専念したい外科医を悩ませる専門外の問題のひとつ「感染症」。院内に感染症のプロがいなければ、いかに専門外といえども術後感染症や抗菌薬の適正使用について正しい知識を知っておく必要があります。本書は感染症診療の大原則や各科でよく診る感染症のピットフォールについてわかりやすい語り口で解説しました。
目次
1 感染症診療大原則(術後感染症診断は意外に簡単 診断の大原則;術後感染症予防の大原則 術中抗菌薬とSSI予防;これだけは知っておこう 細菌検査、感受性試験の解釈法;抗菌薬使用の大原則基礎編(βラクタム薬;その他の抗菌薬たち)
抗菌薬使用の大原則臨床編 ほか)
2 各論編(整形外科医のための感染症診療;泌尿器科医のための感染症診療;心臓血管外科医のための感染症診療;耳鼻科医のための感染症診療;歯科・口腔外科医のための感染症診療 ほか)
著者等紹介
岩田健太郎[イワタケンタロウ]
島根県生まれ。1997年島根医科大学(現島根大学)卒業。1997~1998沖縄県立中部病院研修医。1998~2001コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医。2001米国内科専門医。2001~2003アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル病院感染症フェロー。2002~2006ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症修士コース(通信制)。2003~2004北京インターナショナルSOSクリニック家庭医。2003中華人民共和国一般医師免許(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tatsuhiro Hoshino
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