内容説明
本書では、輸液療法、電解質・酸塩基平衡異常への対処法をマスターするために、輸液療法を必要とする各種の症例においてどのような検査計画、輸液計画を立てればよいか、ケーススタディ法を用いて具体的な課題について解説した。
目次
1 輸液の基本理念と基本原則(体液の分布と組成;浸透圧と張度;生理食塩水と5%ブドウ糖液;維持輸液と補充輸液 ほか)
2 病態、状況に応じた輸液(血圧低下をきたしている若者―出血性ショックの患者の診断と治療;血圧低下をきたしている高齢者―敗血性ショックの患者の診断と治療;ぐったりしている高齢者―脱水による腎前性急性腎不全の診断と治療;昏迷状態の高齢者―高ナトリウム血症の診断と治療 ほか)
著者等紹介
遠藤正之[エンドウマサユキ]
東海大学医学部腎内分泌代謝内科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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