感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cosmos
4
学生に対して医療現場の現実を分かりやすく説明していて読みやすい。臨床も研究も共に魅力的だと改めて思った。2017/04/16
Noriko S
2
同じ現場にいるせいか、非常によくわかる。我々は社会福祉の奉仕者、サラリーマン。激務のわりに報われない現実。結局どこで自分との折り合いをつけるかを問われている気がする。 これから医学部に進もうとしている子供達やその親に言いたいことは、過度な夢や希望を抱いて医学部に進むのはやめたほうがよいかと。 2018/05/16
じょん
1
中堅医師のエッセイ。現場の様子が分かるのは良い。しかしながら、著者が皆に伝えたいとして随所で強調している政策的な見解はどれも思索が浅く残念。経済成長政策と医療費抑制を単なる対立軸としてしか捉えていない。貧困の連鎖について、子どもの視点で語るべきところを親の根性論で語っている。親からの貧困の連鎖(経済的側面だけでなく、思想を含む。)を罪の無い子どもの世代でどのように断ち切るかという議論をすべきところ。高校生用ということで、わざとこのような浅い書き振りにしてわかりやすく(?)しているだけなのであればいいが。2016/02/28
ハル
0
医者になるということがどういうことを意味してるのか。 ということを医者の目線から率直に書かれていた。現在の医療問題を医師の目線から考えられる。この本は医師になるという将来を持つ者以外もどう生きるべきか考えさせられる作品だが、少々値が張った(笑)2014/08/12
矢場町
0
結局は自らを犠牲にして献身的に働くというのが医者に求められているんだと感じた。医者になる人はその覚悟が必要であると。2013/05/12