内容説明
デジタルによる機会と脅威の荒波のなかで、顧客本位のサービス業として、銀行は未来の姿をどう再定義すべきか。商品、オペレーション、人材etc.先進的な取組みを参考に、世界有数のコンサルティングファームが銀行の目指すべき道筋を描く。
目次
1章 決済の未来―リテール決済領域の地殻変動
2章 個人向け貸出の未来
3章 個人向け運用の未来
4章 中小企業金融の未来―いま必要なエコシステムの発想
5章 大企業金融の未来
6章 チャネルの未来
7章 IT/オペレーション/事務の未来
8章 リスク管理の未来
9章 人材・人事の未来
10章 働き方の未来―「アジャイル」が変える組織のあり方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
83
これからのデジタル化した時代にむけての銀行のあり方を説いたもので参考になりました。内容的には広く浅くということでもう少し詳しいところを聞きたいのですが、要望があればそれはこの著者の主体のボスコンがコンサルしていくということなのでしょう。最後のアジャイルについては開発ばかりではなく業務の解決手法で利用していくことを説いていますがこれなどはもうMUFGが新入行員1000人に対して行っているということも聞いています。2020/01/07
Yuki2018
4
2019年と少し前の本だが、実際BCGがこの頃に提唱していた方向に銀行経営は舵を取っているので、今読むとなるほどこの頃から言ってたんだなと感じる。いかにもコンサルの書いた本で内容は薄いが、流石に論点をしっかり押さえた良く考えられた一冊。2024/07/20
Targaryen13
1
銀行の顧客接点から、業績評価、システム、人事制度まで、デジタル時代を意識した内容が網羅的に書かれ、整理されています。2020/01/29
Un-plugged
1
中身はほとんどない本。一般的なことだけが書かれているので読む価値はなさそうです。銀行業界の知識が全くなく、1時間でマクロ環境をリサーチする文献の1つとしては使えなくもないです。2020/01/23
YKK AM 11:00
0
定量的で網羅的であるが故、ずっと普通のことが書いてあった。2021/11/30