内容説明
インターネット・サイト「イザ!」のブログ“「大学」をゆく”をまとめて再構成したのが本書です。参院選に圧勝した安倍政権のもとで、大学改革が本格化してきました。すでに「今後10年間で世界大学ランキング100に10校以上を」という目標も公表されました。783校ある4年制大学の生き残りを賭けた改革レースが始まっています。どの大学がなにをしたか&しつつあるのか、その最前線をレポート!
目次
第1章 改革を競う
第2章 国家戦略としての安倍改革
第3章 大学増はピーク過ぎ、「撤退期」に
第4章 なぜ、改革は失敗してきたのか
第5章 日本の命運をかけて
座談会 大学の「ミッション&ビジョン」について
著者等紹介
平山一城[ヒラヤマカズシロ]
産経新聞編集委員。1975年、北海道大学法学部卒。産経新聞入社。千葉支局、社会部、経済部を経て、米国ワシントンのジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)留学、国際関係修士(MIPP)を取得。帰国後、外信部に移り、1991年の湾岸戦争でヨルダン・イラク取材。1993年から95年までモスクワ特派員。同支局長。その後、長野支局長、地方部長、論説委員、論説副委員長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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それん君
7
一部の大学が中高の肩代わりになってしまっているのが現状なので日本も欧米みたいに小学生から飛び級や留年をしたらいいと思った。日本と対照的なのが中国や韓国で学生の上昇志向が日本の学生と比較にならないくらい高い。ある意味日本は大卒でなくても生きていけるという安心感がどこかにあるのかもしれない。でも社会に出たくない、大卒の肩書きがほしいという欲求が学ばない大学生を増やしていると思う。2017/01/20
tolucky1962
1
「大学の淘汰...(平山一城)」は新刊で、気になるタイトルなので買ってみました。あまりまとまったものではなく、ざっとななめ読みしました。 平山氏は産経新聞の「大学ナビ」の担当者で、取材してブログで書いたことをそのまま集めたもの。2013/10/16
sober
1
最近(2013年頃)の大学に関する話題をコラム形式でまとめた一冊。いま大学の現場で起きていることを総論的に知るにはよいかもしれない。が、それぞれの政策に対する分析はまるで書かれていない。タイトルに惹かれて読むと拍子抜けしてしまうかも。昨今はステークホルダー(利害関係者)が幅広くなっているため、大学も多様化を求められているといっている一方で、内容がグローバル化に偏重しすぎではないですか?2014/05/10
東雲しのの
1
『生き残る大学』とでも題名にした方がいいような、グローバル化時代の大学の取り組みを追う。グローバル化に食傷気味の人には胸やけしそうなほどグローバル、グローバルの大合唱。大学のグローバル化は良しとしても、肝心の人が育たないと元の木阿弥。2014/01/13
Tsutomu Yamamura
0
大学を勉強しようシリーズ。職場の上司に借りた本。著者は産経新聞編集委員。コラム集なので2~3ページで読みやすい。今まで読んだことのある話題や情報が多かったです。2015/11/08
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- 和書
- 自然農を生きる