内容説明
建国から反右派闘争・文化大革命を経て改革開放へと激動する時代の中で中国現代文学はいかに変貌してきたのか―文学上の事件、作品、作家、及び文学現象の内側に対し、従来の評価にとらわれず独自の視点・評価基準で自由闊達に論述した中国文学研究の最高峰!
目次
上編 五〇‐七〇年代の文学(文学の転折;文学環境と文学規範;矛盾と衝突;消えていった詩人と詩派 ほか)
下編 八〇‐九〇年代の文学(文学「新時期」という想像;八〇年代文学の概況;「帰来者」の詩;新しい詩の潮流 ほか)
著者等紹介
洪子誠[コウシセイ]
1939年生れ。中国広東省掲陽の人。北京大学教授。1961年北京大学中文系を卒業後、中文系に残る。1991‐93年、東京大学教養学部外国人教師、2009年台湾彰化師範大学国文系、2013年台湾交通大学社会文化研究所の客員教授
岩佐昌〓[イワサマサアキ]
1942年島根県木次町(現雲南市)生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1972年‐78年北京第二外国語学院専家。1980年九州大学教養部助教授、大学院言語文化研究院教授を経て、2005年より熊本学園大学外国語学部教授。現在特任教授
間ふさ子[アイダフサコ]
福岡市出身。1979年九州大学文学部卒業。2001年九州大学大学院比較社会文化学府修士課程入学、2005年同博士後期課程退学、同年4月福岡大学人文学部東アジア地域言語学科講師、現在准教授。博士(比較社会文化)
武継平[ウジーピン]
博士(比較社会文化)、公立福岡女子大学国際文理学部国際教養学科教授
宮下尚子[ミヤシタナオコ]
博士(比較社会文化)、熊本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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