出版社内容情報
さまざまな分野の研究者が、専門分野や時代といった枠にとらわれることなく、中国の「家」と「女」の関係という同一のテーマを探ろうとする新しい試み。
内容説明
「家」―身の置き所か?社会的纏足か?中国の長い歴史の中で、常に誰かの母・娘・妻・姑・寡婦であった女性たち、あるいは「誰か」の束縛から逃れようとした女性たちが、家という枠組みとどう関わり、どう生きたかを探る。
目次
1 女の役割と家
2 女の規範と家
3 語られる家と女
4 家を拒む女、家を求める女
5 女性解放論者の家と妻
6 家のかたち、女のすがた