東方選書
五胡十六国―中国史上の民族大移動

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784497202017
  • NDC分類 222.045
  • Cコード C0322

内容説明

華北に侵入、定住し、自立政権を建てた周辺諸民族が割拠する3世紀末~5世紀中葉の中国。漢族と諸民族が葛藤・融合する激動の時代を描く。

目次

序章 民族の時代
第1章 後漢~西晋時代の少数民族
第2章 「五胡」とは何か、「十六国」とは何か
第3章 「十六国」の興亡
第4章 「十六国」の国際関係と仏教と国家意識
第5章 移動と融合
終章 南北朝から隋唐帝国へ

著者等紹介

三崎良章[ミサキヨシアキ]
1954年埼玉県深谷市生まれ。1977年早稲田大学第一文学部東洋史学専攻卒業。1983年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。東アジア史専攻。現在、早稲田大学本庄高等学院教諭。マールブルク大学客員研究員、早稲田大学、群馬大学、群馬県立女子大学講師等歴任
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出版社内容情報

三世紀末から五世紀半ばにかけて、中国北部では匈奴を始めとする諸民族が移動・定住し、彼らによって建てられた政権が並立する「五胡十六国時代」と呼ばれる大分裂時代を迎えた。従来、この時期は暗黒時代と考えられがちであった。しかし、ほぼ同時期に起こった西方における民族大移動によってヨーロッパ世界の原型が形作られたように、後の隋唐帝国の制度や文化、東アジア世界の国際関係などは、五胡十六国時代の諸政権にその淵源を求めることができるのである。本書は、諸政権の興亡を詳述する傍ら、新たな中国建設への胎動の時代という観点からこの時代に光を当て、中国社会が多くの民族の活動・融合の上に形成されてきたことを明らかにする。