女の哲学―男とはなにか?人生とはなにか?

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女の哲学―男とはなにか?人生とはなにか?

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569820811
  • NDC分類 133
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「ハンナ・アーレント」に代表される女性哲学者たちの思想は何故生まれたの? 女性の悩みに応え、女性の生き方に役立つ哲学を手に入れる。

【著者紹介】
哲学者

内容説明

スタール夫人、ハンナ・アーレントからフリーダ・カーロまで日本初の女性哲学者だけを集めた1冊。

目次

1 女性哲学者たちの素顔(あの“ベルバラ”で知られる人々も!?スタール夫人;投獄、投獄…その人生で考えたこととは!?ローザ・ルクセンブルク;十八歳で知った初めての経験とは!?ハンナ・アーレント;死と痛みの間で思考したことは!?フリーダ・カーロ;人生はまさに哲学!?ボーヴォワール;お嬢様が、なぜ工場で労働体験!?シモーヌ・ヴェイユ;愛と死…蝕まれた病とは!?アイリス・マードック)
2 名言とコラムで綴る哲学小説(哲女たちの宴)

著者等紹介

宇波彰[ウナミアキラ]
哲学者、評論家。東京大学仏文科卒業後、同大学院哲学科修士課程修了。フランス現代思想の翻訳を数多く上梓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

343
企画自体はすごくいいし、読んでいて書き手や編集者などの強いこだわりを感じられる。だけど、残念なことにおもしろくない。そもそも、本のなかでも語られているが「この人を哲学者というか?」という疑問符がつく人が多いし、彼女たちの思想よりも人生や周りの人々に重きが置かれていて、結局、彼女たちが何を主張したのかも記憶に残らない。後半からは小説が始まるが、この小説はなかなかお粗末なもので、いかにも実用書向けに書きました――という出来具合。1400円のわりにはなかなか豪華だが、読んで燃えるものはあまりないのでは。2016/05/27

Aoge Aoki

0
読書メーターでは不評。でも私はこの本の編集者の熱意には脱帽しました。特に「この哲学者が影響を受けた哲学者」が書いてあるのがコアでした。センターに出る女性哲学者はボーヴォワールぐらいだし勉強になるし。さらに、本書は「恋するたび哲学をする」っていう主義を掲げていて、哲学史の恋愛相関図まであって面白い!巻末には小説まであるし「これ哲学者じゃないから」とか言って読まないのは勿体無いー!私はアイリス・マードックの「人間なんて大したものじゃない でも人は人を愛する」って言葉を本書で知って大好きになりました。2019/12/18

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