出版社内容情報
中国の乾燥地化に歯止めをかけるための資料。
内容説明
本書は、「中国沙漠植物志」（全３巻）に記載されている植物の中から、木本植物をとり上げ、それらのほぼ全訳を試みたものである。漢字は日本で用いられているものを使用し、日本と中国で字形の異なる漢字の対照表を巻末に記載した。
目次
裸子植物門（松科；柏科；麻黄科）
被子植物門（楊柳科；胡桃科；楡科；桑科；蓼科 ほか）
著者等紹介
劉〓心［リュウエイシン］
１９１９年中国・山東省牟平県に生まれる。１９４４年西北農学院（西北農林科学技術大学）卒業。中国科学院林業土壌研究所をへて中国科学院蘭州沙漠研究所に勤め、４０余年にわたり中国北方植物と治砂研究に従事する。「沙坡頭地区の流砂固定の原理と措置」の研究では中国科学院科技進歩一等奨を受賞したほかいくつかの賞を獲得する。中国沙漠植物志のほかにも数編の植物誌の編纂に関わり、学術論文も多数ある
徳岡正三［トクオカマサゾウ］
１９４３年大阪市に生まれる。１９６６年高知大学農学部林学科卒業。１９６９年京都大学大学院農学研究科修士課程を終了後、京都府立大学農学部に、１９９９年からは高知大学農学部に勤務する。高知大学教授、農学博士
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