出版社内容情報
チェーン展開する小売業は、店舗数を増やし、規模を拡大することにより成長してきた。しかし、先行した売上規模の大きな企業がある時点から低迷しはじめる現象が、多くの小売業態で見られるようになった。そのチェーンストア・グローイング・パラドックスともいうべき現象について、小売業態別の売上データをもとに分析するとともに、今後のチェーンストアの生きる道を展望する。
内容説明
チェーンストア約200社、最長30年間の業績を研究・分析。なぜ、総合スーパーや食品スーパーは、大きくなると、低迷してしまうのか?そのメカニズムを解明し、今後のあるべき姿を展望する。
目次
大きくなった企業が抜かれていく―データで見る小売業の業績推移
大きくなることのメリット、デメリット
なぜ、大きな企業が抜かれてしまうのか―チェーンストアの構造的特徴
消費者が変わった―マーケットの構造変化
総合化、大型化が弱点になる
巨大化に伴い組織に発生する問題―イノベーションの停止とモチベーションの喪失
チェーンストア・グローイング・パラドックス(CGP)のメカニズム
チェーンストア・グローイング・パラドックス(CGP)の回避
小売主要業態の動向
新たな時代への対応
チェーンストアのゆくえ―まとめに代えて
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