内容説明
観光は両刃の剣。負のインパクトがあることを認識しつつ、それをどう使いこなすかが大切。ニッポンを世界に正しく伝え、「魅せる」観光のあり方を若手論客が語る。
目次
第1章 ニッポンのソフトパワーと国家の魅力
第2章 なぜ、今観光立国すべきなのか?
第3章 インバウンド振興事業と政府観光局(NTO)
第4章 日本の外国人観光客誘致の現状
第5章 外国人観光客誘致のあるべき姿
第6章 日本の外国人観光客誘致―6つの提言
著者等紹介
島川崇[シマカワタカシ]
1970年生まれ。国際基督教大学卒業。日本航空株式会社勤務。財団法人松下政経塾入塾後、英国ノースロンドン大学ビジネススクールMBA(観光学)修了。韓国観光公社客員研究員としてtour2korea.comの立ち上げに関わった後、(株)日本総合研究所研究員。2005年4月より東北福祉大学産業福祉学科講師
金子将史[カネコマサフミ]
PHP総合研究所研究員。1993年東京大学文学部卒業。1995年東京大学人文科学研究科修士課程修了。2001年ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程修了。広告会社勤務、松下政経塾塾生(第19期生)、フジタ未来経営研究所リサーチフェローなどを経て、2004年より現職。安全保障、危機管理等を担当
樋口利恵[ヒグチリエ]
早稲田大学卒業。英国サリー大学大学院MSc修了(ツーリズムマネジメント専攻)。(株)富士通東京システムズ、(株)ポケモンなどでシステムエンジニア、マーケティング、経営企画職として勤務する傍ら、エコツーリズム活動や国際観光推進活動に従事。現在、インバウンド振興、観光開発業務に携わる
宮崎裕二[ミヤザキユウジ]
大阪府出身。関西外国語大学英米語学科卒業。在学中アメリカ、ウィスコンシン大学経営学部に交換留学。卒業後、大手総合電器メーカーに入社。イギリス、アメリカ向けに液晶のマーケティングと営業を担当。英国政府観光庁に入庁後、法政大学大学院社会科学研究科経営学修士号MBA修了。現在、対消費者と対企業のCRM、旅行業界向けのプロモーションを担当
石田育秀[イシダヤスヒデ]
1971年生まれ。1994年東京大学経済学部卒。2006年都立科学技術大学院工学研究科博士前期課程修了。生命保険会社、米FedEx、(株)日本総合研究所を経て、日本興亜損害保険(株)勤務。前職において島川とともに国際観光の調査研究に従事。特に観光と犯罪の関連についての研究が先駆的(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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